来季、川崎への新加入が内定している流経大の守田。ボランチの他、CB、SBもこなすポリバレントな選手だ。写真:竹中玲央奈 画像を見る いまや大学サッカー界では屈指の強豪チームに成長した流通経済大は、現在もチームを率いる中野雄二監督を招聘した1998年にチームの強化を始めた。そこから急速に力を付け、これまでに50人以上のJリーガーを世に送り込んでいる。その実力と勢いは留まることなく、毎年のように多くの有能な選手を多方面に輩出しているが、その卒業生の進路として意外にも縁がなかったクラブがある。 それが、今年のリーグ王者である川崎フロンターレだ。 関係性が悪いとか、そういったネガティブな理由ではない。クラブの強化方針と、その時期に流経大に在籍していた選手たちが上手くマッチしなかったことなどが背景にあるのだろう。ただ川崎が唯一アプローチをしながらも獲得に至らなかったのは、現セレッソ大阪の山村和也。鹿