ネットメディアは世界を変えるか 「逆パノプティコン社会の到来」2011年5月23日パノプティコン(一望監視施設)のイメージ(同書より)「逆パノプティコン社会の到来」を書いたジョン・キム慶応義塾大学大学院准教授。「情報透明化の動きは日本社会でも加速していくだろう」と話す=東京・慶大三田キャンパス著者:ジョン・キム 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン 価格:¥ 1,050 米外交公電の大量公開で注目を浴びた「ウィキリークス」。アラブ諸国に広がったジャスミン革命で民衆を結んだ「ツイッター」「フェイスブック」など、ユーザー自ら発信者となるソーシャルメディア。インターネットを舞台とした市民による情報共有の動きが今、世界を揺るがしている。慶大大学院政策・メディア研究科のジョン・キム准教授の「逆パノプティコン社会の到来」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、現在進行中の国家と民衆の力関係の変化