広島・野村謙二郎監督は7日、巨人・木村拓也コーチの悲報に「まだこれからという時で、残念というか、悔しい」と沈痛な表情でコメントした。野村監督と木村コーチは1995年から2005年までの11年間、ともに同じ広島のユニホームを着たチームメート。「非常に存在感のある選手だった」と思い出を語り、「たくさんの人にかわいがられて、他人に気を使える選手だった。ファンからも非常に人気があって、愛されていた」と、その人柄をしのんだ。以下は野村監督のコメント。 ■野村謙二郎監督 ――木村コーチの訃報をいつ知ったか? 今日の朝、連絡を受けた。非常に危険な状態だとは聞いていたけど…、非常に残念。 ――現役時代はともにプレーされましたが、どういった選手だったか? すごく負けず嫌いで、どのポジションもこなしてくれて、それでいて結果を残してくれた。試合に出ないときでも黙々と練習して、チームに足りないものを補っ