「自動車に関する税金はあまりに高すぎる」 自動車メーカーで作る業界団体、日本自動車工業会(自工会)は、来年度の税制改正で、自動車に関する税金の大幅な減税を求める方針を明らかにしました。豊田章男会長は「今回こそ抜本的な改正に取り組みたい」と訴えています。なぜなのでしょうか? 自工会では、日本のユーザーが1台の車を保有する平均期間の13年間に自動車関連の税金をどれくらい払っているいるのか試算している。 それによると、例えば、排気量1800ccの自動車の場合、購入時に消費税と自動車取得税がかかっている。このほかに、車を保有することにかかる税金(自動車税と自動車重量税)が、13年間で合わせて67万3000円を支払っていることになるんだって。 自工会の豊田章男会長は、「ドイツやイギリスに比べると、日本のユーザーは2倍以上支払っていることになり、世界一高いレベルの負担をしている」と訴えている。 例えば