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史上最高の大関、千代大海が踏み止まりました! 大関、それはもっとも苦しく、険しい地位。その地位に史上最長となる通算62場所在位し、今なおその記録を伸ばし続けている千代大海龍二は、史上最高の大関と呼ぶに値する男。24日で千秋楽を迎えた平成21年大相撲5月場所は、こちらも史上最多となる通算13度目の角番。しかも、患っている糖尿病や、場所中に痛めた左足太股など、33歳の肉体は満身創痍でした。これまでの数々の栄光を忘れたかのように、近年の不甲斐無さばかりが注目され、「もう辞めろ」「諦めろ」「ハチナナ大関」などと、多くの批判を集めました。しかし、その逆境をはねのけ、千代大海は見事に勝ち越し。大関の地位に、土俵際一杯で踏み止まったのです。 僕は、大関という地位は極めて厳しいものだと思っています。 世間では、大関は2場所連続負け越さない限り降格しないことをして、1場所おきに勝ち越す「年間24勝」で保てる
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