新型コロナウイルスに感染し自宅で療養する人の中には症状が悪化しても救急車の要請などをためらう人が出ています。自宅療養中に亡くなるケースも相次いでいて、専門家は「決して我慢せず、早めに連絡してほしい」と呼びかけています。 関西に住む50代の男性は今月8日、高い熱が出たため新型コロナウイルスの感染を疑いPCR検査を受けたところ、陽性と判明しました。 男性は入院を希望しましたが、保健所からは、「受け入れられる病院が見つからない」と連絡を受けました。 家では、50代の妻、それに20代の息子と娘の合わせて4人で暮らしていて、部屋を隔離したうえで自宅での療養となりました。 保健所からは健康状態を確認する連絡が1日に1回来ましたが、医師に診察してもらえないことに不安を感じたといいます。 男性は「悪寒がして体がガタガタ震えるような激しいせきが続いた。基礎疾患はないが、ひょっとすると急変して、死んでしまうの
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