北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです toggle navigation 【根室】根室の味覚を代表する根室半島沿岸の花咲カニかご漁が解禁となり、11日に市内の花咲、歯舞、落石の3港に計15隻が約5・6㌧を初水揚げした。各市場で行われた初入札の高値は4847円(雌1㌔当たり、税込み)と、前年を28・2%上回るスタートとなった。 根室半島沿岸の「花咲カニかご漁」は、7月1日から9月下旬までを漁期としているが、資源保護の観点から漁業者が自主休漁を設け、10日を解禁日としている。今年の漁獲許容量は太平洋側が雄48・86㌧、雌5・25㌧。オホーツク側が雄118・02㌧、雌10・5㌧。昨年は22隻が約6㌧を初水揚げし、最高値は3766円(雌1㌔当たり、税込み)で、前年比42・9%上回っていた。 3港のうち花咲港では、午前5時半ごろから漁を終えた漁船4隻が帰港
道内の本年度のコンブ水揚げ量は前年度比1・7%減の1万2600トンと、4年連続で過去最低を更新する見通しであることが、道漁連の調べで分かった。今年3月に流氷が根室・釧路地区まで接岸して生育が不順な上...
門前の元教員・中川さん 輪島市門前町馬場の元教員中川計介さん(92)は、自宅近くの海岸「琴ケ浜」の漂着物を三十年ほど集め続けている。毎朝散歩に出ては気に入った物を持ち帰る。家の軒下には色とりどりの漂着物が並び、一種のアートのように見えて異彩を放っている。 (日暮大輔) 琴ケ浜は、砂の上を歩くと「キュッ、キュッ」と音がしたことから「泣き砂の浜」とも呼ばれる風情で知られるが、最近は音がしなくなったと言われることが多い。中川さんは六十歳で定年後、午前七時ごろにこの浜を散歩するのを日課にしており、その際に落ちているものを一つ二つほど拾って帰るようになった。 「何となく始めた。昔はソビエトの缶詰の空き缶や、韓国の飲料のびんなんかを見かけた」と振り返る。コツコツとため続けたことで、軒下には二枚貝の貝殻や、波に削られて表面が滑らかになった木材、野球ボールや漁に使う浮きなどが所狭しと置かれ、過ぎた時間の長
パイプの居場所をめぐる実験で、養殖ウナギ(手前)との競争に勝った天然ウナギ=脇谷量子郎・東京大特任研究員提供 河川に放流した養殖ウナギは天然ウナギに負ける――。中央大や東京大などの研究チームは、貴重な資源を増やそうと全国で実施されている養殖ウナギの放流の効果に疑問を投げかける研究成果を発表した。 ウナギは海と川を行き来する回遊魚。食用で流通するウナギは、国産も輸入品もほとんどが天然の稚魚を養殖したものだ。 稚魚の漁獲量は不漁が続いており、価格が高騰。こうした状況もあり、養殖ウナギを河川などに放流する取り組みが各地で実施されている。水産庁によると、2018年には約200万匹が放流されたという。 研究チームは養殖と天然のウナギの間で、餌やすみかなどの生活環境をどう確保し合うのか競争関係を調べた。
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