「専門店」と名のつく店は星の数ほどありますが、今回訪ねたのはことさらニッチな需要に応える老眼鏡とサングラスの専門店。その名も『老眼めがね博物館』。店の壁には余すところなくメガネが飾られ、店頭に並ぶ商品には9割引の文字が踊ります。おまけに初来店のお客さんには1本無料でプレゼントという、もはや個性しかないこの店は、テレビやネットにもしばしば取り上げられる有名スポットです。 しかし、2022年3月にはなんと閉店が決まっているとのこと……。こんなユニークな店がなくなってしまう前に、アーカイブを残したい! そんな一心で早速、武井豊社長に話を伺いに行ってきました。 どんな面白トークが展開されるのかと思いきや、店舗経営の真髄に触れる貴重な話が満載でした。 問屋だからこそできる究極のアウトレット ――驚くような価格で老眼鏡を販売されていますね。このユニークな店舗展開はどのようにして始まったのでしょうか?