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ブックマーク / comemo.nikkei.com (2)

  • 「在留資格がない方が悪いでしょ」という声に|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

    なぜこれほど、「真相解明」から遠のいていくのだろうか。 3月6日、スリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが名古屋入管の収容施設で亡くなってから、半年が経とうとしている。 8月10日に入管庁が公表した、ウィシュマさんの死についての「最終報告書」は、「最終」というにはほど遠いものだった。施設の医療の制約の問題など、表面的な問題をなぞるに留まり、そもそもの収容のあり方や制度の見直しには切り込んでいない。 さらに、ウィシュマさんの居室の監視カメラのビデオ映像2週間分を、入管庁は2時間に切り縮め、代理人である弁護士の同席を認めない状況で遺族のみに開示した。妹さんたちは耐えきれず、最初のビデオ”開示”の日は1時間強ほどの映像しか見ることができていない。 また、ウィシュマさんに関わる医療関係・処遇関係の書類等を遺族代理人が求めるも、入管側「法にのっとって、行政文書開示請求するように」と言われ、その通

    「在留資格がない方が悪いでしょ」という声に|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
  • 「ブログで説明」は説明責任を果たしているのか -杉田水脈氏の発言に思うこと|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

    杉田水脈衆議院議員が9月25日、自民党の部会の合同会議で、女性への性暴力などに関して「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことが報じられました。 この報道後、人はブログや事務所を通し発言を否定していましたが、発言時に笑いが起きたというその場の具体的な様子がTBSラジオ「Session-22」でも報じられました。 この発言は、性被害についての構造的問題を理解していないと言わざるをえません。性被害に遭った人が、「自分に落ち度があったのでは」と自身を責めてしまったり、「当なの?」と疑われて二次被害に見舞われたり、ということが、「助けて」という声を誰かに伝える前の分厚い壁になってしまうことがあります。「相談をする」ということ自体に、高いハードルがあるのです。 そして、警察に行っても十分に対応してもらえないどころか、無理解な言葉にさらに尊厳を傷つけられた、という声に私も度々触れてきまし

    「ブログで説明」は説明責任を果たしているのか -杉田水脈氏の発言に思うこと|安田菜津紀(フォトジャーナリスト)
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