少し前に。Twitterに、初めてメイド服を買ったときのことを書いたら、その詳細について聞いてみたいというリアクションを頂いた。 そういってもらえるのはありがたいし、今回ふと思い立ったので、その時のことを書いてみる次第だ。ただ、レポートはあってもエッセイのような文章は書いたことがないと気づく。正直に言えば、そのリプライを頂いてから2か月ほど経っただろうか。既に何度か書きかけた。ただ自分のことながら、いざ女装願望だったり、そのころのことについて書いてみようとすると、思いのほか複雑な感情の集合体のようで、すんなりいかず、とん挫した。 多分余計なものを書きたくなったせいだと思う。極力、あまり肩ひじを張らずに、その時のことを純粋に思い返すことにした。以下、そんな話である。 確か、就職活動中。僕は22歳だったろうか。今も大変だが、当時もリーマンショックというなかなか大きな不景気事案が発生して数年。求