『機動戦士ガンダム』40周年作品として制作され、現在劇場公開中のガンダムシリーズ最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。 本作は、これまでのガンダム作品にはなかった没入感の高い演出がポイントとなっている。それを踏まえ、観客を『閃光のハサウェイ』の世界へと誘う重要なポジションを担った音響演出・笠松広司さんにインタビューを敢行、前編となる今回は『閃光のハサウェイ』の音響演出がこれまでのガンダム作品を踏まえ、どのように生まれたのかを語っていただいた。 ▲音響演出を担当した笠松広司さん。 ――笠松さんはスタジオジブリ作品の音響演出を数多く手掛けているという印象ですが、サンライズ作品は久しぶりの参加では? 笠松 そうですね。サンライズさんの作品は『∀ガンダム』で音響効果として参加させていただいたことがありますが、それ以来になります。 ――『閃光のハサウェイ』はどのような経緯で参加されたのでしょ