生理用品を十分に手に入れることができない、いわゆる「生理の貧困」が問題となる中、東京都教育委員会は、すべての都立学校の女子トイレに生理用品を置き、必要な児童・生徒がいつでも使えるようにします。 新型コロナウイルスによる経済的な影響が長引く中、若い女性を中心に生理用品を十分に手に入れることができない「生理の貧困」が問題となっています。 こうした中、東京都教育委員会は、ことし9月から、すべての都立学校の女子トイレの手洗い場などに生理用品を置くことになりました。 都立高校と中高一貫教育校、それに特別支援学校の合わせておよそ250校が対象で、必要な児童・生徒がいつでも使えるようにします。 都教育委員会は「児童・生徒がいつでも生理用品を入手できる環境を整え、安心して学校生活を過ごせるよう取り組みたい」としています。
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