引っ越した古いお屋敷には、奇妙な猫 "クリーピーキャット"が住んでいた! 猫と私の、無気味で、摩訶不思議な共同生活がはじまる。
ついに、星海社COMICSの電子書籍版の配信がはじまりました! 星海社の電子書籍、それは現時点での漫画の電子書籍の「最高」そのものであり、電子書籍出版の新たな可能性の地平を切り拓く新スタンダードと言っても過言ではありません。 電子書籍にたいする星海社のこだわりをご紹介します。 1. 全作品・全ページの版面を電子書籍のためにデジタル原稿から新たにリマスタリング 星海社の電子書籍は、DTP界の第一人者として知られる星海社DTPプロデューサー・紺野慎一がデジタル原稿から電子書籍版の版面を、1から再設計。 デジタルデバイスでの美しさを極限まで追究し、電子書籍として最高のクオリティを実現しました。 多くの一般的な電子書籍は、紙に印刷された漫画のデータを元に製作されます。 そうしたデータは紙で印刷した時に最適化する設計がされているため、なにも手を加えずそのまま電子書籍化しても期待する仕上がりにはなりま
『最前線』はこれまでの一般的な「ウェブマガジン」と異なり、著名作家による小説、コミック作品をすべてDRMフリーで無料公開する他、Webならではの企画「最前線スペシャル」を展開するまったく新しいメディアを目指したWebサイトです。
教養の運命 大塚英志 教養、ということばがかつてあった。歴彦(つぐひこ)は「インテリジェンス」ということばとしてタイム社の副社長からこれを聞いた。 面倒だが、まず、「教養」から始めたい。 そして、ここで、教養ということばを試みでウィキペディアでの記述のされ方を確かめてみる、と記した時点で、ぼくは既に「教養」とかつて呼ばれたものの変質を実は端的に物語ってしまっている。つまり、一つのことばから何かしらの議論を組み立てようとした時、かつては「辞書」からそのことばの定義なり語源を拾い出して議論を組み立てていく、というのが一つの作法としてあったからだ。だが恐らくある年代にとってはもはや「辞書を引く」という行為そのものが消滅しているにちがいない。例えば「辞書」の代名詞であった岩波書店の『広辞苑』もまた、「辞書」という書物の形以外にCD─ROM、電子ブック、電子辞書、携帯電話端末のサービスという形で書物
星海社ウェブサイト『最前線』において6月中旬の開始を予定している大塚英志氏の新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』の公開に先駆けまして、大塚氏から緊急寄稿がありましたので急ぎ僕のブログを通じて公開いたします。タイトルは「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」。 先日発表されたKADOKAWA・DWANGOの誕生が放つ巨大な重力から逃れて生きることは、ライトノベル、漫画、アニメ、ゲーム、ネットなどのただ中で生きている僕たちにとってはほぼ不可能な状況になることでしょう。だからこそ、僕たちはたった今、個人個人が真剣にこのKADOKAWA・DWANGOの合併劇について考えるべきなのではないでしょうか。そういった意味で、この緊急寄稿は必読のテキストであると考えます。 また、新連載『角川歴彦とメディアミックスの時代』では、「メディアミックス」の誕生の原点とされる80年代史と角川源義、
左目が、利(き)かなくなった。 潰(つぶ)された。 治らないと思って欲しいと、医師に言われた。治るかも知れないが殆(ほとん)ど奇跡の類(たぐい)だ。自己治癒(ちゆ)能力の振り幅が測れないというだけの話だ。俺の眼球には直径六ミリの、プラスチックの球体が食い込んでいた。目玉に六ミリの針を突き立てられたのと同じで、そして針のように鋭くもない。押し潰しながら強引に入り込んでいる。 ガスガンの初速は法定通りの強さだろう。 体に当たっても、皮膚(ひふ)が弾(はじ)けるか、血豆(ちまめ)になる程度で、筋肉を貫(つらぬ)くほどじゃない。 それでも、目玉に当てられたのでは、ひとたまりもなかった。 隻眼(せきがん)になった、という言い方を自分にしてみたら、少しだけ気が紛れる。目を一つ潰された、とまた言い換えると、苛立(いらだ)ってくる。 見えている世界は何も変わらなかった。確かに遠近感が摑(つか)めない。それ
それは、ノスタルジックな未来のすべていまや当たり前のように僕らの世界を包む“現実(2010年代)”は、かつてたったひとりの男/渡辺浩弐が予言した“未来(1999年)”だった——!伝説的傑作にして20世紀最大の“予言の書”が、星海社文庫で“決定版”としてついに復刻。 X月X日「なぞなぞ、はじめました」 旅行が大好きなので、自分の記録用にと思ってブログを書いてみることにしたんです。 でも始めてみて、びっくり、見にきてくれる人、けっこういるんですね。 私なんかの勝手なひとりごとにつきあってもらうの、なんか悪い気がして。それで、ちょっとでも楽しんでもらえたらと思って、なぞなぞ形式にしてみることにしました。
2013年のゲーム・キッズ 700万PV突破の怪物コンテンツ! こうして本にできて、感無量の気持ちです。「真説・謎と旅する女」の衝撃、ぜひ手にとってお確かめを。表現の新次元へ! 星海社・今井 1999年のゲーム・キッズ(上) "この一冊があれば、未来へいける。"作品を通じて未来を予言し続けてきた渡辺浩弐の描く、定められた"未来"。最前線内の別ページにて、試し読み公開中! 星海社・今井 2000年のゲーム・キッズ(上) 「電車を乗り過ごす」、「寝食を忘れる」、「気づけば朝」......中毒者続出! 渡辺浩弐の描く、5ページ×50篇の、ショートショートSF! 伝説的傑作、ここに復刊! 星海社・今井
わたしは知っている。わたしがこの高校でいちばん美しい、いちばん綺麗な女の子だということを――。筒井康隆×いとうのいぢ 文学界の巨人・筒井康隆の最新作は本気のライトノベル!文学史上の一大事件を読撃せよ。 ながらくお待たせした。 この「ビアンカ・オーバースタディ」は最初「ファウスト」用に三分の一を渡してから二年も経ってからやっと出た。これは編集者の太田が悪い。 さらに次の三分の一を渡してから『ファウスト」が出るまでに二年かかった。太田が悪い。 最後の部分を渡してから、これはいとうのいぢの絵を待つために一年足らずの時間が経った。太田が悪い。 この本にはふたつの読みかたがある。通常のラノベとして読むエンタメの読みかた、そしてメタラノベとして読む文学的読みかたである。どちらでもお好みの読みかたで読んでもらってもよいが、できれば両方の読みかたで読んでいただければありがたい。太田が悪い。 別にエラソーに
太田 座談会の前に発表だぜ!! 星海社FICTIONS新人賞から2人目のデビューとなります野中美里(のなかみさと)の『2WEEKS イカレタ愛』が刊行されました! 一同 おおー!(盛大な拍手) 平林 まずは無事に刊行できてよかったです。野中さんとは何度も打ち合わせをして応募作の段階からかなり改稿をお願いしましたからね……。 太田 そうだね。でも野中さんもこちらの要求に粘り強く応えてくれて、内容はグッと良くなったよ。イラストを担当してくれたえいひさんも気合いの入った絵を描いてくれて、新人賞受賞作の名に恥じない作品になったね。『最前線』で開始されている連載もPV数が好調なんでしょ? 平林 ええ。前回の新人賞座談会同様、複数のまとめサイトにとりあげられましたからね。見事に炎上してます(笑)。 一同 (爆笑) 太田 わはは。前回の座談会の反響はすごかったからね……。おかげでうちの編集部は「辛口」の
すべては、最高のフィクションのために。 『レッドドラゴン』――それは五人が織りなす、六夜の奇跡。 最高のフィクションを生み出すことを目的として、TRPG(Table-Talk Role PlayingGame)のルールをベースに当代きっての作家たちが集い、真剣勝負のセッションを繰り広げるーーそれが、『レッドドラゴン』が目指すRPF(Role Playing Fiction)の世界です。 シナリオを担当し、Fiction Masterとして物語を設計するのはグループSNE出身の三田誠。そして、物語の創造者たるプレイヤーとして名乗りを上げたのは、虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟の五人。この五人が織りなす、六夜のセッションのためだけに一から設計された完全ワンオフのルールシステムは、三田誠ならびにTRPG界にこの人ありと謳われる三輪清宗、小太刀右京の手によるものです。そして、音
昨日の『ジスカルド・デッドエンド』に続く、背星海社FICTIONS12月刊の第二弾! 唐辺葉介×シライシユウコで贈る最新作『死体泥棒』をご紹介します! 今回のシライシさんのイラストも息を吞むような美しさ。実際に目の当たりにすると、カバーから冷気が伝わってくるようです。画像では伝えきれない実物の美しさは是非発売日に実際に手にとって感じて頂ければと思います。 自分の人生を変えたくなるほど愛した「彼女」に降りかかる突然の死、そして気づけば葬儀場から彼女の死体を盗み出してしまっていた「僕」。 二人の奇妙な同棲生活を描いた、静かで、美しいラブストーリーです。 前作『ドッペルゲンガーの恋人』とはややおもむきの異なる作品ですが、前作を楽しめた方はもちろん、まだ唐辺さんの作品を未読の方にもオススメしたい一作です。 12月の寒々とした夜に、是非。 唐辺葉介最新作『死体泥棒』は星海社FICTIONSより12月
今朝の一言 「光速べスパを置いてってやる。コツさえつかめば宇宙も飛べるよ」 ハル子 『フリクリ』ウエダハジメ おはようございます。 アシスタントエディターの岡村です。 日本国内外で絶賛されたGAINAXの名作アニメを 異才・ウエダハジメが描いた漫画版『フリクリ』 講談社BOXで発売された本作ですが、この冬、星海社文庫化します! 既読の方はご存知でしょうがこの漫画版『フリクリ』、アニメ版とは いろいろと“違い”ます。 「オリジナリティとはこういうことだ!」と言わんばかりの ウエダハジメさんの漫画表現は読む人の心に深く刻まれるでしょう。 間違いなく名作。 あと、ニナモがかわいい。 『フリクリ』(上)は2012年1月 『フリクリ』(下)は2012年2月発売予定 カバーイラストはもちろんウエダハジメさん書き下ろし! 楽しみにお待ちください。
野中美里『2WEEKS イカレタ愛』2011年最後の選考座談会、応募総数は最多の116作品! 白熱の議論の末、史上2人目の受賞者が誕生だ! 太田 では、第3回星海社FICTIONS新人賞の選考座談会を始めます。早いもので、もう3回目ですね。 山中 あれ? ということは今年最後ってことですか? 太田 年3回だからそうなるね。今回の応募は、なんと全部で116本! 一同 おおー! 太田 第1回受賞作、小泉陽一朗(こいずみよういちろう)さんの『ブレイク君(きみ)コア』がタイミング良くハイスピードで出版されたことや、これまでの座談会を通じて編集部や選考の雰囲気が伝わったことに影響があるんじゃないかな。 山中 それで、今まで様子見してた人たちが送ってくれるようになったのかもですね。 太田 でも、ここは“あえて”今まで以上に厳しくいきましょう。なぜなら、このままの勢いで投稿数が増えていくと、我々の選考シ
先日カレンダー小説『青春離婚』での紅玉いづきさん(@benitamaiduki)×HEROさん(@dka_hero)のコラボレーションを発表させていただきましたが、『最前線』はまだまだ攻めます! 今日も新たな発表を! インターネットでおなじみの、動物といえば、あの……? 荒ぶる黄色いネットアニモーといったら、あのっ?! というわけで、10年以上サイトを運営し、twitterでも大活躍、supercellのデザインも担当したり、最近は『ぷちっと★ロックシューター』で狩り出されたりと、インターネットでマルチに活躍する黄色い動物・うーさーさんが『最前線』に登場です! タイトルは『うーさーのその日暮らし』。 うーさーさん(@wooser)の原点にして集大成のようなタイトルです。 連載形式は1コママンガで、今回イラストはイラストレーターのふじのきともこさん(@okahijiki)にお願いしております
足かけ4年、ついに終わりを迎えた『うみねこのなく頃に』の旅。ラストエピソードとなる Episode 8 を発表直後の竜騎士07に迫る! 『うみねこ』は“何”を僕たちに残したのか? ―― 竜騎士さん、まずラストエピソードのEP8まで『うみねこのなく頃に』を完走した“たった今”の気持ちをお聞かせください。 竜騎士 そうですね……今しか書けないものを書けたのではないか、という達成感がありますね。同じものを書こうとしても、たぶんもう二度とは書けないだろうと。『うみねこ』は若さと無鉄砲さと経験が微妙なバランスで成り立った作品だったと思います。 ―― 僕は、EP8をプレイし終えて、己の不明を恥じました。竜騎士さんが作家としての「竜騎士07」をこれほどまでに厳しく追いつめていくとは思いもしなかったんですよ。僕は竜騎士さんの担当編集者として本当に情けない……。まず、最初に謝罪をさせてください。 竜 いえい
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