安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」への期待感などで株高傾向が続いていますが、株を保有している安倍内閣の閣僚自身が7200万円以上の資産を上積みするなど、この安倍相場の“恩恵”を受けていることが本紙の調べでわかりました。 2月15日に公開された閣僚の資産公開によると、安倍首相と閣僚の計19人のうち、本人か家族が株式を保有しているのは半数を超える11人(表参照)にのぼります。 資産公開では、保有する銘柄と株数を記載しているだけで、不動産、定期預金などの総資産額には反映されていません。 本紙は、地元のゴルフ場の株を7100株保有する山本一太沖縄北方担当相を除き、東証1部、ジャスダックなどに上場している株式を保有する10氏について、野田佳彦前首相が衆院解散に言及した昨年11月14日と、資産公開した今年2月15日の約3カ月間の株価の変動を調べました。 これによると、首相と9閣僚の時価総額(2月1
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