内部をよく知る人の分析によると、日本会議を組織するグループは3つに分けられるといいます。 1.保守系文化人グループ 『諸君』『正論』産経新聞などでおなじみの、いわゆる論客たち。 2.一般会員 善意の人たち。 日本会議は社会福祉事業団体か、はたまた老人の居場所づくりをしているのか、と分析する平田氏は自嘲気味に語っています。 3.椛嶋有三氏のグループ。 日本会議を実際に取り仕切っている。 で、この1.グループと3.グループが重なる部分もあるとか。 椛嶋有三は現日本会議事務総長で、生長の家学生連盟と日本青年協議会のトップを務めていた人。 そして今は、「青年」をとった「日本協議会」の会長におさまり、各地に支部を作っているそうです。 この椛嶋グループの若者のことを、 「男は去勢されたごとくであり、元気・覇気ばかりかとにかく知性がない。その上、こっけいなくらい傲慢である。傲
3月21日のEconomist.comは、アベ晋三氏の欺瞞性を指摘し、そこから日本および世界がいかに不利益を被っているか論説しています。 ネットの世界では以前から言われてきたことですが、こうして海外の、いわゆる《定評ある》雑誌に掲載されていると、また違った衝撃を受けます。まずはお読み下さい。 アジア・ビュー 東京の誤った方向転換 2007年3月21日 エコノミスト社 従軍慰安所、日本外交を汚す 日本の総理大臣としてたった6ヵ月の任期が過ぎたばかりで、安倍晋三の国際的な評価は、戦時史の藪の中に入り込んでズタズタになった。この問題は、安倍氏が総裁をしている自由民主党の歴史修正主義者グループの考えに対する答弁を求められて、同党の歴史修正主義的見方に賛意を示し、大日本帝国軍隊が20万に上る女性たち(主として朝鮮人・中国人だが台湾人・ビルマオランダ人もいる)を拉致し、第2次世界大戦の間操業してい
(↑ 直訳すると、BBCで上のような言葉が使われています)。 3月11日にアベ首相がNHKのインタビューで「おわび」を表明してから、日本のメディアで、従軍慰安婦について狭義の強制性はなかったという例の発言が話題にのぼることはあまりないようですね。 13日のオーストラリアのハワード首相との会談についても安保共同宣言の記事ばかりで、「過去の出来事に対してつまらない言い訳はしてはならない」「強制動員がなかったという主張は、私としては絶対に受け入れることができないことであり、他の同盟国たちも絶対に受け入れることができない主張だ」とハワード氏が語ったことも新聞記事になりませんでした。 はなゆーさんによると、米紙クリスチャン・サイエンス・モニターが「安倍首相よ、従軍慰安婦問題でウソをつくな! 正直であれ!」という論評を掲載したり、台北では安倍発言に抗議する集会が開かれたり、東ティモールの従軍違反
先日のエントリー「表の日本会議・裏の怖い話し 九段下会議 」についてmaronhappyさんから質問がありましたので、私の知っている限りで(当たり前……)日本会議その他の勢力について、お伝えしておきます。 まず九段下会議に出てきた名前、伊藤哲夫(日本政策研究センター所長)という耳慣れぬ名前ですが、どうもこの方は元「生長の家」信者のようです。 昭和41年につくられた保守系の学生運動組織、生長の家学生連盟(通称生学連)の中心人物でした。この生学連が大きく発展したのが日本青年協議会。この日本青年協議会が日本会議を実質的に動かしている、という人がいます。 「日本青年協議会」は大日本帝国憲法を原点とする政治体制に回帰し天皇を中心とする国をつくろうという理念を持つ団体です。 現在の日本会議椛嶋有三事務総長は、この生学連と日本青年協議会のトップを務めた人。 ちなみに、旧山口市長の合志栄一もこの生
先日、コメントで教えていただいた九段下会議。 伊藤哲夫(日本政策研究センター所長) 遠藤浩一(拓殖大学客員教授) 志方俊之(帝京大学教授) 中西輝政(京都大学教授) 西尾幹二(電気通信大学名誉教授) 八木秀次(高崎経済大学助教授) といった諸氏が名を連ねていますが、2005年8月の時点では、九段下会議議員団代表は、衛藤晟一氏、事務局長が城内実氏です。なるほどなあ、こういうところで活動しているのだなあと、妙に納得。 衛藤晟一といえば、10対7の票決で復党が決まった2005年の衆院選で落選した人。この人の復党決定で安部首相は、民主主義に則り復党が決まって良かった、というようなコメントを発していましたね。 こうした詭弁的日本語の使い方は以前も見られましたが、コイズミ以降目立ってひどくなりました。 これを『月刊現代』4月号の巻頭言「日本礼賛」で辺見庸氏は次のように述べています
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