ストレスチェック制度が義務化されて約半年が経過した。対応の早い企業では、この夏頃にはストレスチェックを実施する予定でいる。しかし、その結果をどのように具体的に職場改善に活かしていくのか、まだ見えていないことも多いだろう。 クラウド型ストレスチェックサービス「こころの健診センター」を提供するパイプドビッツは、6年前から社内でストレスチェックを実施している企業だ。制度をどのように運用することが重要なのか、同社人事部長を歴任し現在は「こころの健診センター」を提案している経営ソリューション事業部 コンプライアンスプランナーの岸利賢氏と、ストレスチェック制度の実施事務従事者を担う(同社の人事権は役員会にある)人事総務部長の小野佳乃子氏、パイプドHD 広報部長の久保陽子氏にお話を伺った。 2010年からストレスチェックを実施 ――まずは、御社について教えてください。 岸氏: パイプドビッツは「情報資産