「より素早く簡単にデータにアクセスするための認証システムを」。こんな計画を、米グーグル傘下の米モトローラが発表した。この内容をスロバキアのイーセットがブログで紹介している。モトローラのプロジェクトには、センサーやアンテナを埋め込んだタトゥー、人体を巨大なトークンにする認証ピルがある。 同プロジェクトを率いるRegina Dugan氏は、米MC10が開発したタトゥーを腕に付けて「D11」カンファレンスに登場した。モトローラはMC10と共同で、将来のスマートフォン向け認証システムに取り組むという。Dugan氏はかつて、米国防省の国防高等研究事業局(DARPA)に勤務していた。 Dugan氏は、「認証は面倒なので半数程度の人しか実行していない。スマートフォンには多くのデータが格納され、そのためID窃盗の被害に遭う可能性がいっそう高いというのに」と、認証の重要性を強調し、「当社はこれを改善するあり