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ブックマーク / watanabek.cocolog-nifty.com (3)

  • 基本設計を分担してはいけない - 設計者の発言

    プロジェクトメンバーが無駄に多いのが、日型SIの特徴のひとつである。「工数を人数で割れば工期が出る」と考えることが間違いであることは、ブルックスの著書「人月の神話」によって今から40年前に指摘されている。それにもかかわらず、相変わらず多くのプロジェクトで必要以上の人数が投入されている。 私がとくに不思議に思うのが、基設計を何人もの要員で分担するやり方だ。DB設計と機能設計と業務設計の担当を分けるとか、サブシステム毎に担当を分けるといった体制がしばしば敷かれる。詳細設計の段階でというのならまだわかるが、基設計でそれをやってはいけない。 なぜか。業務システムにはアーキテクチャ(意図された構造)が求められる。そして、そこに含まれる膨大な定義要素は、統一感や一貫性を保ち、かつMECEな形で切り出されなければいけない。複数の要員で分担などすれば、それらの課題が一挙に難しくなる。また、DB構成と

    基本設計を分担してはいけない - 設計者の発言
    kamei_rio
    kamei_rio 2015/10/19
    "「工数を人数で割れば工期が出る」と考えることが間違い" 優秀か否かすら問わないしなー
  • 主キーはインデックスではない - 設計者の発言

    仕事柄、奇妙なDB構造を目にすることが多い。どういう発想からそんな設計がされるのかを理解したいと思っていたのだが、モデラー仲間の秋里さんが先日うまい指摘をした。「主キーをインデックスみたいなものと勘違いしているからではないでしょうか」。インデックス(キー)というのは、レコードの並び順を規定するキーのことだ。 たしかに思い当たる節がある。「こんな順にレコードが並んでいれば処理上都合がよさそうだ」という考えで主キーが設定される。さらに主キーはユニーク制約でもあるので、重複が起こらないように「多め」に項目を突っ込んでおく。つまり「ユニーク制約をともなう代表的インデックス」程度に主キーが理解された結果として、グダグダなDB構造が出来上がるのではないか。 じっさい、昔こんなことがあった。{a,b,c,d}の複合主キーをもつテーブルXがある。ところが、別のテーブルYからテーブルXの特定レコードにアクセ

    主キーはインデックスではない - 設計者の発言
    kamei_rio
    kamei_rio 2014/08/27
    データベースは理想と現実が乖離してても現場が死ねば存続できるから怖い
  • Excel方眼紙がダメな2つの理由 - 設計者の発言

    悪名高い「Excel方眼紙」について、「そうそう。あのやり方は最悪だ。まだWordのほうがいい。なぜなら」なんて議論が始まったりすると残念過ぎて泣けてくる。ExcelやWordを使って仕様書を書くことの問題を、改めてはっきりさせておきたい。 私の言う「Excel方眼紙」はいくぶん象徴的な言い方である。正確に言えば、Excelを使って仕様書を書くことそのものが間違っているわけではない。Excelで書かれた仕様書の内容にもとづく「自動生成」や「動的制御」を実現しているのであれば、それはまともな職場といっていい。 そのような合理化を模索しようとせず、ExcelやWordやパワポやネット上の文書作成ツールあたりを使って仕様書を書いて、さらに別途プログラミングをやっているとすれば、大いにカイゼンの余地がある。あまりに生産性が低いし、仕様書とコードが分離しているゆえに遅かれ早かれ両者の整合性が失われる

    Excel方眼紙がダメな2つの理由 - 設計者の発言
    kamei_rio
    kamei_rio 2012/07/11
    【「Excel方眼紙」という言い方で「仕様書作成工程とプログラミング工程とが泣き別れになっている開発体制」を問題視している】ここで元請けと下請けを分けたりするともう以下略
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