富士通研究所は1月21日、スマートフォンやタブレットなど携帯端末のカメラでPC画面を撮影するだけで、PCから携帯端末にファイルを転送できる技術を開発したと発表した。 IPアドレスやSSIDなどPCを識別するための情報を、PC画面上に重ねる「映像媒介通信技術」を活用。画面上で、人の目には見えない微小な明かりを緩やかに明暗させた信号を表示しており、カメラで撮影するだけで被写体のPCを特定できる。 画面にどのファイルが表示されているかの特定は、PCにインストールした専用ソフト行う。ソフトはPC画面の最前面に表示されているファイル情報を抽出。携帯端末からファイル転送の要求が届くと、最前面に表示されているファイルを、FTPSなどセキュアな転送プロトコルを利用し、Wi-Fiなど無線ネットワーク経由で転送する。 PC画面の資料を投影してプレゼンしている最中、参加者が資料をタブレットにダウンロードしたり、
「他社には絶対追いつかれない」「ようやくメディア企業になった」──「Amebaスマホ」、藤田社長の狙い(1/2 ページ) サイバーエージェントのスマートフォン向けサービス「Amebaスマホ」が成長している。大規模なテレビCMや交通広告などを展開し始めた11月以降、1日4万人以上のペースで会員数が急増。日別のユニークブラウザ数も1100万を超えているという。 Amebaスマホは、多数のコミュニティーサービスやソーシャルゲームを共通ID「Ameba ID」で利用できるサービス。スマートフォンのWebブラウザやiOS/Androidアプリ経由で利用でき、12月現在で23のコミュニティーサービスと66のソーシャルゲームを展開している。 提供中のサービスは全て同社による内製だ。ブログサービス「アメーバブログ」からスタートしたAmebaだが、現在ではPC向けサービスの新規開発を全てストップ。必要最低限
ヤフーとグリーは11月8日、包括的業務提携に関する契約を締結したことを発表した。同日に都内で記者会見が開かれ、ヤフー代表取締役社長の宮坂学氏とグリー代表取締役社長の田中良和氏が、提携の詳細や今後の取り組みを説明した。なお、同日にはソーシャルゲームプラットフォーム事業者6社による「一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)」の設立も発表されている。 今回の提携では、ソーシャルゲーム領域の連携として、スマートフォン版「Yahoo! JAPAN」のトップページからSNS「GREE」のソーシャルゲームへユーザーを誘導するほか、「GREE Platform」における決済手段のひとつとして「Yahoo!ウォレット」を採用する。また、Yahoo!ポイントとの連携についても協議する 宮坂氏による新体制以降、“スマホファースト”に舵を切ったヤフー。同社ではこれまでにも、スマートフォン向けに映像サイト「G
マカフィーは9月29日、個人向けセキュリティ対策ソフトの新製品「マカフィー オール アクセス」など4製品を発売した。利用する端末の台数ではなく、ユーザー数を基準とする新しいライセンスを導入した。 マカフィー オール アクセスは新ライセンスを適用した製品で、1年1ユーザー版が9980円、同5ユーザー版が1万4800円となる。Windows PCやMac、スマートフォン/タブレットで利用でき、インストール台数に制限がないのが特徴。新機能として、端末のアプリケーションが外部サーバなどにアクセスする際にアクセス先が危険であれば通信を遮断する「ネットガード」機能や、USBドライブをPCに接続すると自動的にウイルススキャンを実行する機能を搭載する。 コンシューマー製品を担当するプロダクトマーケティングマネジャーの小川禎紹氏は、新ライセンスについて「一人の個人が持つデバイスの数が増え、スマートフォンなど
先週シンガポールで開催された通信関連の総合見本市「CommunicAsia 2011」。世界最大のモバイル業界イベント「Mobile World Congress」などに比べると、国内ではあまり注目されてないイベントだが、今回で22回目という長い歴史を持つ。また、放送関連技術を扱う展示会「BroadcastAsia」や、企業向け情報システムを扱う「EnterpriseIT」などが同時開催され、アジア太平洋地区のITイベントとしては有数の規模となっている。シンガポールの主要産業は物流・金融・観光だが、政府はそれに並ぶレベルでIT産業の振興に力を入れており、CommunicAsiaを含む一連の展示会の主催者には政府の情報通信開発庁(IDA Singapore)も名を連ねている。 さて、会期を通じて今回最も大きな話題となっていたのはノキア(Nokia)だ。同社はCommunicAsiaに合わせて
昨今、普通に考えてWindowsケータイというならWindows Phone 7あたりになるのが妥当である。PC向けのWindows 7を携帯電話と組み合わせるなど誰が考えるだろう。 しかし、これを実現してしまったすごいデバイスが、NTTドコモの「Windows 7ケータイ F-07C」(富士通製)だ。今回はF-07Cの発売前評価機を用い、“PC”としての使い勝手をチェックする。 LOOX Uを超えたケータイサイズの新LOOX──“PC”として写真と動画で見る「Windows 7ケータイ F-07C」 “DOS/V”襲来以来の変革期が訪れたと思っている──富士通、「Windows 7ケータイ」開発意図を説明 F-07Cのなにより“うひょひょー!”な点は、その極小サイズでWindows 7が普通に動くPCということである。これまでにも富士通「LOOX U」やソニー「VAIO type U」「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く