サイコロ。 いくつもの「数(や模様)」をランダムに出す、多面体の道具である。 「ダイス」という名前でお馴染みの方もいるだろう。 様々な遊びの道具として使用されるサイコロだが、文明の生まれるはるか昔から使われていたことを、あなたはご存知だろうか。 もちろん古代ローマでもサイコロは使用されていた。 そこで今回は、 サイコロの起源と歴史 サイコロは、いったいいつから使われていたのだろうか。 自然のものを利用したサイコロ ランダムな結果を得ることのできる道具、という意味での「サイコロ」が使われたのは、文明の始まるはるか昔からだった。 そのころ使われていたサイコロは、すべて自然の中で得ることのできるものである。 具体的には、次のようなものだ。 裏と表がすぐにわかる貝殻木の葉ケモノの骨動物の歯木片や小石 これらは、オモテとウラという2つの結果を、ランダムに出す道具として使われた。 使用の目的は、占いだ