「タンデム自転車」には、ハンドルやサドルが前後に2つずつあり、茨城や群馬など25の府県で公道を走れます。 近隣の県で交通事故が起きていないとして、栃木県で1日、解禁され、警察が宇都宮大学で体験講習会を開きました。 サイクリング協会のメンバーなどおよそ40人が参加し、一般の自転車が通行可能な標識があっても、歩道では通行できないことなどを指導されたあと、大学の周囲およそ2キロを声を掛け合って息を合わせながら走りました。 視覚に障害のある人も参加し、サポート役の人の後ろで一緒にこいでいました。 参加した視覚障害者の赤坂赳夫さん(79)は「風をじかに感じることができて楽しかったです。今までこんなことはなかったのでうれしいです」と話していました。 栃木県警察本部交通部の吉田英生総括参事官は「タンデム自転車は普通の自転車に比べて、小回りがきかず、停止距離が長くなるため乗る際には注意が必要です。そばを走