子どもが「なかなか字を書けるようにならない」と無理に何度も練習をさせていませんか?もしかしたら、それは書くことに困難があるLD・SLD(限局性学習症)かもしれません。ディスグラフィアとはどのような特徴があり、どのように向き合っていけばいいのでしょうか。ディスグラフィアの症状、原因、困りごとやその対処法について紹介します。
「これ、間違いじゃないわよね?」 進路相談の場で、担任・F先生は戸惑うように私を見つめた。その高校では2年生から大学進学コースの文系及び理系、専門学校及び就職希望者のためのコース、3通りのクラスに分かれるのであった。1年生の冬に希望コースを決め、それに基づいて進路相談をする。向かい合わせに座った私は、きっぱりと答えた。 「間違いじゃないです」 私が用紙にチェックを入れたのは「進学・理系コース」。 彼女が驚くのも無理はない。なぜなら私は算数障害だからだ。 高校1年生の初夏、中間テストの返却時。 「人には得意不得意があるとは言いますが、こんなにも差が開く人もいるのか、と驚きましたね」 F先生の言葉に、クラス中がどっと笑った。誰なんだろう、どれくらい差があったのだろう。私も笑っていた。 成績表を渡され、私の笑顔は凍りつくことになる。“こんなにも差が開く人”は、他でもない私だったからだ。 現代国語
カサンドラ症候群とは、夫や妻、子ども、友人など、身近な人に※ASD(自閉スペクトラム症)などがあることで、コミュニケーションの難しさなどによる心的ストレスから不安障害(不安症)や抑うつ状態、PTSD(心的外傷後ストレス症)などの心身症状が起きている状態を指す言葉です。 ※以前は、言葉や知的の発達に遅れがない場合「アスペルガー症候群」という名称が用いられていましたが、アメリカ精神医学会発刊の『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)において自閉的特徴を持つ疾患が統合され、2022年発刊の『DSM-5-TR』では「自閉スペクトラム症」という診断名になりました。この記事では以下、ASD(自閉スペクトラム症)と記載しています。 世界的に広く用いられている精神疾患の診断基準『DSM-5-TR』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版改訂版)には記載がなく、正式な疾患名ではありません
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く