さあ、始めましょう! 往復書簡マガジン「俺たちは誤解の平原に立っていた」の第7回目です。 第5回目の私の記事では、正確な医療情報の中心を見つけるコツについて解説させてもらいました。「政府機関・国際機関が発する情報」を軸に情報を探していくと、正確な医療情報を上手く集められるということを解説しました。 第6回目のヤンデル先生の記事では、なぜ「政府機関・国際機関が発する情報」は正確なのかについて、「多数の批判の目にさらされる」という点と、「常にアップデートされている」という点を解説してくださいました。 どんどん医療情報の本質に近づいてきていると感じます。 さて、今回はさらに深みに切り込みます。 それは「正しい」とはどう決めているのか についてです。 例えば、「Aという薬はがんに効果がある」という説があるとして、 それは「正しい」と、医療の世界で結論を付けるのは、どうやって行われているのでしょうか