毎日お風呂に入る習慣ができたのは、銭湯が普及し始めた江戸時代のころ。昔は水が貴重ですし、設備にもお金がかかるのでそう簡単にお風呂に入れなかったのですが、銭湯ができ始めるといわゆる「江戸っ子」を中心に絶大な人気が出ました。 銭湯は朝から晩まで営業しており、値段も安かったため、一日に何度もお風呂に入る人もいたとか。もしかしたら昔の江戸っ子は、現代人よりも「お風呂好き」だったのかもしれません。また、銭湯の二階は人々がくつろいだり、コミュニケーションを取ったりする憩いの場としても使われていました。 ただ、都会から離れた農村などには銭湯がないので、頻繁にはお風呂に入れません。そうした地域では蒸し風呂を使っていたようです。密閉された風呂釜の中で少量の熱湯を沸かし、自分も釜の中に入って、蒸気で身体の汚れを落とすというスタイルです。どれくらいのペースで蒸し風呂に入っていたのかはわかりませんが、薪をとってき
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