ブラジルは12日、中国のシノバック・バイオテックが開発した新型コロナワクチンの全体的な有効率が50.38%にとどまったフェーズ3臨床試験の結果を発表しました。 先週発表された数値を30ポイント近く下回っています。 フランス政府が設立した国際メディアのrfiの報道によりますと、この結果は、ブラジルでワクチン開発や臨床試験を担当しているサンパウロのブタンタン研究所が1月12日に発表したものです。 ブタンタン研究所は1月7日に、1万2508人が参加した試験で、同ワクチンが軽度の症状に対して78%、中度から重度の症状では100%抑える効果を発揮したと発表したばかりです。 しかし12日の発表では、臨床試験で示されたシノバックワクチンの「本当の」有効率は50.38%と、7日の発表よりも30ポイント近く下回っています。 世界保健機関(WHO)が定めたワクチンの有効率50%以上の最低条件を満たしていますが
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