任天堂は花札やトランプのメーカーとして創業しましたが、今ではNintendoで世界一のゲーム機のメーカーです。我が家にも子供たちが遊んだファミコンやスーファミが残っています。彼らは物心付いたころからNintendoがあり、ビデオゲームで育ちました。でも任天堂製の百人一首もあります。それも2セットです。一つは札の封がしたままですが、朗読のカセットテープは失われていました。今の製品なら8cmのCDが添付されているのかも知れません。 久しぶりに百人一首を取り出して清原元輔(908年-990年、清少納言の父親、三十六歌仙の一人)の札を探しました。「ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山浪こさじとは」 この札を取り出したのは、正月が近づいたので百人一首の練習をしようと思ったからではありません。先日の記事「地震予知という茶番劇(ロバート・ゲラーさん)」で紹介した『日本人は知らない「地震予知」の正体』