ソフトバンク、出資比率引き下げ検討 イー・アクセスの完全子会社化断念 産経新聞 10月31日(水)7時55分配信 ソフトバンクが国内携帯電話4位のイー・アクセスの完全子会社化を断念し、株式保有率を引き下げる方向で検討していることが30日、分かった。出資比率は最大で3分の1未満に抑えることを検討している。 完全子会社化でソフトバンクはイー・アクセスの携帯電話向け周波数を事実上取得することになるが、総務省はイー・アクセスの当初の基地局開設計画が達成できるかどうかを注視しており、出資比率を引き下げることで懸念に配慮する。 総務省の周波数再配分政策により、イー・アクセスは平成21年6月に1・7ギガヘルツ帯、今年6月に700メガヘルツ帯と2つの高速データ通信用周波数を取得している。前者は昨秋からサービスを提供。後者は27年9月からサービスを開始し、5年後の32年に1万4000局(人口カバー率99