濃厚な豚骨スープで知られる「ラーメン山岡家」は、チェーンでありながらセントラルキッチンを持たず店内調理にこだわってきた。また、都市部に進出せずロードサイドへと出店し、創業当初から24時間営業を続けている。 独特ともいえる路線を歩んできた山岡家だが、これが功を奏してか特に近年は著しく業績が伸びている。山岡家のビジネスモデル、そして近年の好調な業績についてまとめていく。 他チェーンとは一線を画す、ブレない3つの方針 赤色の背景に白文字で「ラーメン山岡家」と書かれた看板が特徴の山岡家は、グループ全体で184店舗を展開する(2024年3月時点)。北海道や東北、北関東を中心に西日本のロードサイドに展開している。300坪以上の立地への出店を基本とし、一部店舗では大型トラック用の駐車場を構える。都内では多摩エリアの1店舗しかなく、都心には店舗を構えていないため、東京での知名度は低いかもしれない。 ほとん
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