1990年代後半から2000年代前半にかけてビジュアル系シーンを代表する存在だったが接点を持つことはなく、ファン同士の“抗争”とも呼べる現象も注目されていた彼ら。今年の初めに2組の対バンが行われることが発表されるや否や、双方のファンは驚嘆した。そして迎えたライブ当日。ステージを「危険地帯」、客席エリアを「緩衡地帯」「非武装地帯」「中立地帯」などに分け会場を戦場に例えるような試みも設けられ、場内は開演前から異様な空気に包まれた。 初日の先攻はDIR EN GREYが務め、「Revelation of mankind」でライブを開始。京(Vo)は「かかってこい!」と虜(DIR EN GREYファンの呼称)だけでなく、ピエラー(PIERROTファンの呼称)を煽りまくり、楽器隊のメンバーも激しいプレイを繰り広げる。セットリストは最新アルバム「ARCHE」の収録曲や、「CHILD PREY」「THE
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