【GoHooレポート6月12日】産経新聞は5月22日、ニュースサイト「産経ニュース」に「六魂祭のブルーインパルス飛行縮小 秋田空港使えず」と見出しをつけた記事を掲載した。同日付朝刊(東北版)にも掲載された。その中で「秋田空港が救難機以外の自衛隊機の着陸を拒否している」「県と防衛省の協定で救難機以外は使えない」などと指摘し、秋田県と防衛省の協定があるため秋田空港を発着に利用できず、東北六魂祭で予定されていたブルーインパルスの展示飛行の規模が「縮小」されたかのように報道。しかし、協定が明確に禁止しているのは戦闘機の訓練の使用だけで、これまでにも他の自衛隊機が秋田空港を使用した実績はあった。そもそも自衛隊側はブルーインパルスの展示飛行で秋田空港を利用する計画もなかった。日本報道検証機構が秋田空港を管理している秋田県や航空自衛隊幕僚監部広報室などに取材して確認した(詳細はGoHooサイトも参照)。