タグ

ブックマーク / bijutsutecho.com (9)

  • 日本からロシアへ返却中の美術品、フィンランド税関が押収。プーシキンの所蔵品も

    プーシキン美術館 出典=https://pushkinmuseum.art/museum/buildings/main/index.php?lang=en ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、欧州連合(EU)はロシアとベラルーシに対して大規模な制裁を課している。この制裁によって、美術館の所蔵作品が押収される結果となった。 フィンランド税関は4月1日から2日にかけ、フィンランドとロシアの国境検問所であるヴァーリマーで3件の船舶による美術品輸送を阻止。うち1隻を押収したと明らかにしている。artnet newsによると、その額は保険金で4200万ユーロを超えるという。 この貨物には絵画と彫刻が含まれており、フィンランド税関執行部長のサミ・ラクシットは捜査対象の貨物は「通常の取締業務の一環として発見されたもの」だと説明。作品はイタリアや日からフィンランドを経由してロシアに輸送途中だっ

    日本からロシアへ返却中の美術品、フィンランド税関が押収。プーシキンの所蔵品も
    kamm
    kamm 2022/04/09
  • 丹下健三による香川県庁舎が国の重要文化財に指定。戦後の庁舎建築としては全国初

    丹下健三による香川県庁舎が国の重要文化財に指定。戦後の庁舎建築としては全国初丹下健三が設計した香川県庁舎の旧館と東館が国の重要文化財に指定された。戦後の庁舎建築の指定は全国初となる。 香川県庁舎 写真=小池大 今年2月、香川県庁舎の旧館と東館(以下、県庁舎東館)が国の重要文化財に指定された。戦後に建てられた庁舎としては全国初となる。 香川県庁舎 写真=小池大 県庁舎東館は、建築家・丹下健三の設計により1958年に竣工。柱や梁の軸組構造などにより、日の伝統的な意匠を鉄筋コンクリートで表現している。県民に開かれた庁舎とするために1階には執務室がない。ピロティやロビー空間は県民のためのオープン・スペースとして、平日は誰もが出入り可能となっており、また香川県出身の画家、猪熊源一郎による壁画《和敬清寂》も設置されている。 1階ピロティ1階ロビー 建築は世界からも高く評価されており、近代建築

    丹下健三による香川県庁舎が国の重要文化財に指定。戦後の庁舎建築としては全国初
    kamm
    kamm 2022/03/15
    タイル絵や階段いい感じ/会津若松市庁舎は取り壊しなんですね。めちゃくちゃ味があったのになあ。悲しい… https://www.minyu-net.com/serial/tatemono/FM20210627-630414.php
  • キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために

    キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために福岡市のキャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。近年、機器の劣化によって上映を停止していたが、今年10月に修繕された。 福岡市のショッピングモール・キャナルシティ博多にある、ナムジュン・パイクのビデオ・アート作品《Fuku/Luck,Fuku=Luck,Matrix》。同施設のクリスタルキャニオンの南側ガラス壁面に設置された、180台ものブラウン管テレビが並ぶ作品だ。 ナムジュン・パイクは1932年に韓国に生まれ、日ドイツアメリカでも活動し、ヴィデオ・アートの開拓者と称される。一昨年から昨年にかけては、ロンドンのテート・モダンで大規模な回顧展「Nam June Paik」が開催された。《Fuku/

    キャナルシティ博多のナムジュン・パイク作品はいかに修繕されたのか。メディア・アートの「魂」を未来へ運ぶために
    kamm
    kamm 2021/11/07
  • 被災した川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定。取り壊し時期は未定

    2019年10月に発生した「令和元年東日台風」によって9つの収蔵庫が浸水、現在も休館が続いている川崎市市民ミュージアム。被災リスクや修繕コストなどの観点から現在の施設での継続は困難とされていた同館だが、その取り壊しが正式に決定した。 川崎市市民ミュージアムは1988年11月に開館。建築は江戸東京博物館や九州国立博物館も手がけた菊竹清訓によるもので、博物館と美術館の複合文化施設として考古、歴史、民俗からポスター、写真、マンガまで多様な展示を開催してきた。 市の担当者によれば、8月30日に開催された川崎市議会文教委員会で取り壊しを正式に発表。取り壊しの時期は未定となっている。 川崎市は「市民ミュージアムあり方検討部会」を設置して新たな施設のための検討を行い、8月30日には市民ミュージアムの「新たな博物館、美術館に関する基的な考え方(案)」を発表。新施設は2022年度中を目安に「基構想」を

    被災した川崎市市民ミュージアムの取り壊しが正式に決定。取り壊し時期は未定
    kamm
    kamm 2021/09/15
  • アーツ前橋の作品紛失に関する調査報告書が公開。住友文彦館長は隠蔽を否定

    アーツ前橋の作品紛失に関する調査報告書が公開。住友文彦館長は隠蔽を否定収蔵のための作品調査の過程で借用した6作品を紛失した群馬・前橋のアーツ前橋。その原因検証のために設置された「アーツ前橋作品紛失調査委員会」が、調査報告書を公開した。 収蔵を視野に入れた作品調査の過程で、借用した6作品を紛失したことが昨年11月に公表された群馬・前橋のアーツ前橋。その原因を検証する調査のために設置された「アーツ前橋作品紛失調査委員会」が、調査報告書を公開した。報告書では、館長の住友文彦と担当学芸員が、紛失した6作品を除いたリストの制作や、紛失作家の展覧会開催の提案などを検討していたことなどが報告されている。 作品紛失の経緯 まず、簡単に紛失までの流れを確認したい。紛失作品を含む52点は、旧前橋市立第二中学校の特別教室棟にあるパソコン室に保管されていた。その後、前橋市教育委員会がパソコン室の学校備品の不用品を

    アーツ前橋の作品紛失に関する調査報告書が公開。住友文彦館長は隠蔽を否定
    kamm
    kamm 2021/06/06
  • 台風で被災した川崎市市民ミュージアム。その収蔵品レスキューまでの記録映像が公開

    2019年10月の台風19号によって収蔵庫が浸水し、収蔵品が被災した川崎市市民ミュージアム。いまだ再開の目処が立っていない同館の、被災から収蔵品レスキューまでの様子を収めたドキュメンタリー映像が公開された。 川崎市市民ミュージアムは1988年に開館。写真やマンガ、グラフィック、映画、映像などの「複製技術芸術」の歴史に関わる総合的なコレクションを有する美術館として知られているが、19年10月の台風19号(令和元年東日台風)により、9つの収蔵庫が浸水被害を受け、収蔵品に甚大なダメージが及んだ。 6月には民俗・考古分野から写真・マンガ・グラフィック・映像分野に及ぶ約22万9000点の収蔵品が運び出されたが、いまだ修復作業は継続されており、すべての修復が完了するまでには10年ほどかかるという見通しが示されている。 今回公開されたドキュメンタリー映像では、開館当時の美術館の様子から始まり、美術館が

    台風で被災した川崎市市民ミュージアム。その収蔵品レスキューまでの記録映像が公開
    kamm
    kamm 2020/12/26
  • カオスラ、黒瀬陽平の退任を発表。アシスタントスタッフへのパワハラで

    カオスラ、黒瀬陽平の退任を発表。アシスタントスタッフへのパワハラで合同会社カオスラは、7月24日付で同社代表社員である黒瀬陽平の退任を発表した。アシスタントスタッフへのパワーハラスメントが原因。 合同会社カオスラは、同社代表社員である黒瀬陽平が7月24日付で退任となったことを発表した。アシスタントへのパワーハラスメント行為があったという。 同社によると、黒瀬はゲンロンとの共同事業である「ゲンロン カオス*ラウンジ新芸術校」の業務に加え、同社業務においても同一アシスタントスタッフに対してパワハラを行っていたといい、総社員の同意のもと、退任することとなった。 黒瀬は1983年高知県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程修了。2010年にカオス*ラウンジにキュレーターとして参加。15年には思想家・哲学者の東浩紀とともに、「公的な援助を受けないアート教育機関」としてゲンロ

    カオスラ、黒瀬陽平の退任を発表。アシスタントスタッフへのパワハラで
    kamm
    kamm 2020/08/02
    ドヤ顔でジェンダー問題を語る黒瀬さんhttps://bijutsutecho.com/magazine/series/s21/20101
  • 津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜

    津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜2018年、新宿・歌舞伎町のビルを一棟丸ごと使用し、「にんげんレストラン」を開催したことで話題を集めたChim↑Pom。彼らはこれまでも公共空間に介入し、数々のアートを展開してきた。シリーズ「The Public Times」では、Chim↑Pomリーダー・卯城竜太とアーティスト・松田修が、「公」の影響が強くなりつつある現代における、「個」としてのアーティストのあり方を全9回で探る。第8回は、あいちトリエンナーレ2019の芸術監督である津田大介をゲストに迎え、現代における芸術祭やアーティストの役割について議論する。 構成=杉原環樹 あいちトリエンナーレ2019の参加作家であるウーゴ・ロンディノーネの《Vocabulary o

    津田大介と語る、アーティストの新しい役割。The Public Times vol.8〜Chim↑Pom卯城竜太 with 松田修による「公の時代のアーティスト論」〜
  • マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到

    マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到イギリスのマンチェスター市立美術館が、 J. W. ウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》(1896)の一時的な撤去に乗り出し、騒動となっている。 昨年、ニューヨーク・メトロポリタン美術館に展示されているバルテュスの《夢見るテレーズ》に対して起こった撤去要請運動が記憶に新しいが、今回は美術館側の自主的な撤去が行われたようだ。 問題となったのは《ヒュラスとニンフたち》。これは、ギリシャ神話から主題を得た作品で、若々しい裸のニンフたちがヒュラス国王を池の中に誘う場面を描いたもの。同美術館では同様の作品が数点「美の追求」と題されたスペースに飾られているが、女性を「受動的な着飾り」や「ファム・ファタル」とする「非常に時代遅れ」な表現であると当該学芸員クレア・ギャナウェイにより注意書きがなされていた。今回同館は

    マンチェスター市立美術館がウォーターハウスの《ヒュラスとニンフたち》を撤去。非難が殺到
    kamm
    kamm 2018/02/03
  • 1