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ブックマーク / sorae.info (79)

  • 天の川銀河と合体した銀河の痕跡を新たに発見 「シャクティ」と「シヴァ」と命名

    初期の天の川銀河は、複数の小さな銀河が合体して誕生したと言われています。近年、恒星の位置や運動方向に関する大規模なデータが揃ったことにより、合体した銀河の痕跡を具体的に知ることができるようになりました。 マックス・プランク天文学研究所のKhyati Malhan氏とHans-Walter Rix氏の研究チームは、大量の恒星が記録されている「ガイア」と「スローン・デジタル・スカイサーベイ」のデータを組み合わせて分析し、合体した銀河の痕跡を探りました。その結果、今から約120~130億年前という極めて初期の時代に天の川銀河と合体したと推定される、2つの銀河の痕跡を発見することに成功しました。両氏はこれらの銀河をヒンドゥー教の神話に因み「シャクティ(Shakti)」と「シヴァ(Shiva)」と名付けています。 【▲ 図1: 天の川銀河におけるシャクティ (ピンク色) とシヴァ (緑色) に属する

    天の川銀河と合体した銀河の痕跡を新たに発見 「シャクティ」と「シヴァ」と命名
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    kamm 2024/03/31
  • 米民間企業の月着陸船「ペレグリン」がケープカナベラルに到着 ヴァルカンロケット初飛行で月へ

    アメリカの民間宇宙企業アストロボティック社は現地時間2023年10月31日、同社の月着陸船「Peregrine(ペレグリン)」が打ち上げ施設のある米国フロリダ州ケープカナベラルに到着したと発表しました。 アストロボティックが開発したPeregrineは最大120kgのペイロードを搭載できる月着陸船で、月面への輸送コストは1kgあたり120万ドルとされています。Peregrineの初飛行となるミッション「Peregrine Mission One(PM1)」の打ち上げでは、こちらも初飛行となるユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の新型ロケット「Vulcan(ヴァルカン、バルカン)」が使用されます。PM1のPeregrineを搭載したVulcanロケットは、早ければ2023年12月24日にケープカナベラル宇宙軍基地第41発射施設から打ち上げられる予定です。

    米民間企業の月着陸船「ペレグリン」がケープカナベラルに到着 ヴァルカンロケット初飛行で月へ
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    kamm 2023/11/07
  • ヴァージン・ギャラクティックが5回目の商業宇宙飛行に成功 次回は2024年1月の予定

    米宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは日時間11月3日未明、宇宙船「スペースシップツー “VSS Unity”」による同社5回目の商業宇宙飛行ミッション「Galactic 05」を実施しました。6名のクルーを乗せたVSS Unityは高度80km以上の宇宙空間(※)へ到達した後に、無事地上へ帰還しています。【2023年11月3日13時】 【▲ Galactic 05ミッションで準軌道飛行中のヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ・ツー “VSS Unity”」(Credit: Virgin Galactic)】 ヴァージン・ギャラクティックによると、空中発射母機「ホワイトナイトツー “VMS Eve”」に吊り下げられたVSS Unityは、日時間2023年11月3日0時ちょうど(米国山岳部夏時間11月2日9時)に米国ニューメキシコ州のスペースポート・アメリカを離陸。高度

    ヴァージン・ギャラクティックが5回目の商業宇宙飛行に成功 次回は2024年1月の予定
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    kamm 2023/11/03
  • 暗黒物質の研究などでの利用に期待される「超低放射能フレキシブルプリントケーブル」を開発

    「暗黒物質(ダークマター)の衝突・崩壊」や「無ニュートリノ二重ベータ崩壊」(後述)などの物理現象は、宇宙の謎に大きく関係していると考えられています。これらの現象は極めて稀にしか起こらない信号のみでしか検知できないとされていますが、そのためには現象とは無関係な信号を極力排除しなければなりません。 PNNL(パシフィックノースウェスト国立研究所)のIsaac J. Arnquist氏などの研究チームは、放射性物質の含有量が極めて少ない上に、製造コストを抑えた新しい「超低放射能フレキシブルプリントケーブル(Ultra-low radioactivity flexible printed cables)」を開発しました。このケーブルは物理学の研究だけでなく、将来的には量子コンピューターにも使用される可能性があります。 【▲図1: 今回の研究で開発された超低放射能フレキシブルプリントケーブルを使用し

    暗黒物質の研究などでの利用に期待される「超低放射能フレキシブルプリントケーブル」を開発
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    kamm 2023/10/13
  • ロケットラボ、米民間企業のSAR衛星2機目の打ち上げに失敗

    ロケットラボは日時間2023年9月19日に「エレクトロン」ロケットの打ち上げを実施しました。ロケットラボによると、飛行中にディレクターが異常を報告しており、何らかの理由で打ち上げは失敗した模様です。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:エレクトロン(We Will Never Desert You)ロケット:エレクトロン 打ち上げ日時:日時間2023年9月19日15時55分【失敗】 発射場:オネヌイ射場(ニュージーランド) ペイロード: Capella Acadia 2 「We Will Never Desert You」は、アメリカの民間宇宙企業「Capella Space」の合成開口レーダー(SAR)衛星「Acadia 2」を打ち上げるミッションです。Capella Spaceはロケットラボのエレクトロンロケットで合計4機のAcadia衛星の打ち上げを計画してお

    ロケットラボ、米民間企業のSAR衛星2機目の打ち上げに失敗
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    kamm 2023/09/20
  • インド月探査機「チャンドラヤーン3号」ローバーのカメラで撮影したランダーの画像公開

    インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間8月30日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のローバー(探査車)「Pragyan(プラギャン)」に搭載されているカメラで撮影したランダー(着陸機)「Vikram(ビクラム、ヴィクラム)」の画像を公開しました。【2023年8月31日10時】 【▲ チャンドラヤーン3号のローバー「Pragyan」に搭載されているカメラで2023年8月30日に撮影されたランダー「Vikram」(Credit: ISRO)】こちらがISROから公開された画像の1つです。ローバーに搭載されているナビゲーションカメラ(NavCam)でランダーから約15m離れた場所から日時間2023年8月30日14時34分に撮影されました。 次に掲載する別の公開画像にはランダーに搭載されている観測装置を示す注釈が加えられています。ランダーに向かって左側から

    インド月探査機「チャンドラヤーン3号」ローバーのカメラで撮影したランダーの画像公開
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    kamm 2023/09/01
  • 【速報】インド月探査機「チャンドラヤーン3号」月面着陸成功

    インド宇宙研究機関(ISRO)は8月23日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のランダー(着陸船)による月面着陸に成功したと発表しました。インドの探査機が月面着陸に成功したのは今回が初めてで、米国、旧ソ連、中国に次いで4か国目の成功となります。【2023年8月23日21時】 【▲ チャンドラヤーン3号の月面着陸成功に沸く管制室。ISROのライブ配信から(Credit: ISRO)】2023年7月14日に打ち上げられたチャンドラヤーン3号は、ISROによる3回目の月探査ミッションです。月周回軌道から20分ほどかけて降下したランダーは、日時間2023年8月23日21時33分頃に月面へ無事着陸することに成功しました。 ISROは2019年にもオービター(月周回衛星)、ランダー、ローバーで構成された月探査ミッション「チャンドラヤーン2号」の探査機を打ち上げまし

    【速報】インド月探査機「チャンドラヤーン3号」月面着陸成功
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    kamm 2023/08/24
    あの演出良かったなあ。探査機のリアルタイムCGとシンプルな数値と首相の顔と管制室を交互に表示
  • 「ディモルフォス」から飛び出した幅数メートルの岩を複数観測 衝突実験「DART」の目標天体

    65803番小惑星「ディディモス」を公転する衛星「ディモルフォス」は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星軌道変更ミッション「DART(Double Asteroid Redirection Test)」のターゲットになった天体です。DARTでは約500kgの探査機体をクフ王のピラミッドに匹敵する約400万トンものディモルフォスに衝突させ、その公転軌道を変化させる実験を行い、予想以上の成果を得られたことが明らかにされています。2022年9月26日に行われたこの実験は、地球へ衝突すると判明した危険な小惑星の軌道を変更する惑星防衛(プラネタリーディフェンス)が有効かどうかを調べるために行われました。 関連:予想以上の結果を改めて確認 NASAの小惑星軌道変更ミッション「DART」を検証(2023年3月15日) 衝突後のディモルフォスの様子は、DARTから切り離されたイタリア宇宙機関(ASI

    「ディモルフォス」から飛び出した幅数メートルの岩を複数観測 衝突実験「DART」の目標天体
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    kamm 2023/08/08
  • ヴァージン・ギャラクティックが同社初の商業宇宙飛行に成功 8月以降は毎月飛行予定

    米宇宙企業ヴァージン・ギャラクティックは2023年6月30日未明(日時間・以下同様)、宇宙船「スペースシップツー “VSS Unity”」による同社初の商業宇宙飛行ミッション「Galactic 01(G01)」を実施しました。6名のクルーを乗せたVSS Unityは高度80km以上の宇宙空間(※)へ到達した後に、無事地上へ帰還しています。【2023年6月30日10時】 ※…国際的には高度100km以上が宇宙と定義されているが、米空軍は高度80km以上と定義している。 【▲ エンジンを点火して上昇するヴァージン・ギャラクティックの宇宙船「スペースシップ・ツー “VSS Unity”」。同社のライブ配信から引用(Credit: Virgin Galactic)】空中発射母機「ホワイトナイトツー “VMS Eve”」に吊り下げられたVSS Unityは、2023年6月29日23時30分(米国山

    ヴァージン・ギャラクティックが同社初の商業宇宙飛行に成功 8月以降は毎月飛行予定
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    kamm 2023/07/03
  • スペースデブリを「トラクタービーム」で回収? 数年後の実現にめどが立つ

    宇宙空間にあるゴミ「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)は、宇宙開発における深刻な問題の1つです。たった1mmのデブリでさえ、当たり所が悪ければ人工衛星の全機能を喪失させるリスクがあります。1mm以上のデブリは1億個以上あると推定されていますが、数千・数万の人工衛星で構成される衛星コンステレーションの構築がすでに進められていることから、今後はさらに急増する可能性があります。 また、2009年に発生した「イリジウム33号」と「コスモス2251号」の衝突が物語るように、デブリ同士の衝突が新たに多数のデブリを発生させる問題もあります。そのため、デブリを回収するための様々な方法が研究されています。 【▲ 図1: 電子をトラクタービームとしてスペースデブリを回収する方法の概略図。電子の照射によってデブリ回収船はプラス、デブリはマイナスに帯電し、互いに引き合う静電気力が生まれる(Credit: Schaub

    スペースデブリを「トラクタービーム」で回収? 数年後の実現にめどが立つ
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    kamm 2023/06/12
  • ULA、新型ロケット「ヴァルカン」第1段の発射台でのエンジン点火試験を実施

    ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)は日時間6月8日、同社が開発中の新型ロケット「Vulcan(ヴァルカン)」第1段のエンジン点火試験(Flight Readiness Firing:FRF)を実施しました。ULAによれば、試験は成功裏に完了したということです。 【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地第41発射施設で実施された新型ロケット「Vulcan(ヴァルカン)」第1段のエンジン点火試験の様子(Credit: United Launch Alliance)】VulcanはULAが運用してきた「Atlas V(アトラスV)」の後継機として開発が進められてきたロケットです。2023年に予定されているVulcanの初打ち上げでは、アストロボティックの月着陸船「Peregrine(ペレグリン)」やアマゾンの衛星コンステレーション計画「Kuiper(カイパー)」の試験機が搭載される予定です

    ULA、新型ロケット「ヴァルカン」第1段の発射台でのエンジン点火試験を実施
  • 重い中性子星は “柔らかい” 核を持つ?

    太陽よりもずっと重い恒星がその生涯を終える時、その中心核は収縮して「中性子星」と呼ばれるコンパクト星を残します。中性子星は全体が1つの原子核であるとも表現されるほどの、最も高密度な天体の1つです。 言ってみれば、中性子星は私たちがよく知る物体の極限状態の1つであり、具体的な物性を調べられるという点でも興味深い研究対象です。ただし、中性子星の内部は極めて高密度・高エネルギーな環境であるため、正確な性質はほとんど分かっていません。 【▲ 図: 中性子星の想像図(Credit: ESO/L. Calçada)】中国科学院のMing-Zhe Han氏らの研究チームは、いくつかの中性子星の観測データと理論計算を駆使し、中性子星の内部の様子を探りました。研究には中性子星同士の合体を捉えた重力波「GW170817」、正確な大きさが判明している中性子星「PSR J0030+0451」、最大級の重さを持つ中

    重い中性子星は “柔らかい” 核を持つ?
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    kamm 2023/06/08
  • ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験延期 新たな問題が発覚

    アメリカ航空宇宙局(NASA)とアメリカの航空大手ボーイングは6月1日付で、ボーイングが開発中の新型宇宙船「CST-100 スターライナー(Starliner)」による有人飛行試験ミッション「CFT(Crew Flight Test)」について、新たに発見された問題に対処する時間が必要であることから、2023年7月に予定されていた実施を延期すると発表しました。【2023年6月2日12時】 【▲ ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」、有人飛行試験「CFT」で使用される機体の組み立て作業の様子。2023年1月19日撮影(Credit: Boeing/John Grant)】スターライナーはスペースXの「クルードラゴン」とともに、NASAのコマーシャルクループログラム(商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。初飛行として2019年12月に実施された無人飛行試験ミッション「

    ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」有人飛行試験延期 新たな問題が発覚
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    kamm 2023/06/04
  • ESAが2024年打ち上げ予定の「PROBA-3」2基の小型人工衛星でどのように太陽コロナを観測するのか?

    SpaceXの「Starlink(スターリンク)」やAmazonの「Kuiper(カイパー)」などの「衛星コンステレーション」は、多数の小型人工衛星を協調させて動作するシステムとして知られています。例えばStarlinkはすでに4000機以上の衛星が打ち上げられていて、日を含む世界各地で衛星インターネットサービスを利用できるようになりました。 【▲2機の小型人工衛星で太陽コロナを観測するPROBA-3の想像図(Credit: ESA-P. Carril)】一方、欧州宇宙機関(ESA)のような宇宙機関も、衛星コンステレーションとは別の仕組みで複数の小型人工衛星を協調的に運用させるプロジェクトを始めています。ESAは、「PROBA-3」プロジェクトで打ち上げ予定の2機の小型人工衛星の組立を3月27日に完了したと報告しています。 複数の人工衛星で互いを制御しあう「編隊飛行」ESAによる一連の「

    ESAが2024年打ち上げ予定の「PROBA-3」2基の小型人工衛星でどのように太陽コロナを観測するのか?
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    kamm 2023/05/21
  • 月面着陸前の軌道制御完了、4月26日未明に降下予定 民間月探査「HAKUTO-R」続報

    株式会社ispaceは4月14日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1について、ランダー(月着陸船)を高度100kmで月を周回する円軌道に到達させることに成功したと発表しました。ミッション1ランダーによる民間企業初の月面着陸は、早ければ4月26日に実施されます。【2023年4月17日11時】 【▲ 月面に着陸したispaceのランダーの想像図(Credit: ispace)】関連:【特集】月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1 HAKUTO-Rミッション1のランダーは2023年3月21日に高度100×6000kmで月を周回する楕円軌道へ到達することに成功。4月12日の時点では高度100×2300kmの楕円軌道を周回していました。ispaceによると、日時間2023年4月13日10時8分に月軌道制御マヌーバ(マヌーバ=姿勢や軌道の制御)を開始し、主推進系を用

    月面着陸前の軌道制御完了、4月26日未明に降下予定 民間月探査「HAKUTO-R」続報
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    kamm 2023/04/18
  • 空中発射ロケットを運用するヴァージン・オービットが米連邦破産法11条を申請

    【▲ 主翼下に空中発射ロケット「ランチャーワン」を吊り下げて離陸する空中発射母機「コズミック・ガール」。2021年6月30日撮影(Credit: Virgin Orbit)】アメリカのヴァージン・オービットは4月4日、日の民事再生法に相当する米連邦破産法11条(Chapter 11)の適用を申請したことを発表しました。 ヴァージン・オービットは空中発射ロケット「ランチャーワン(LauncherOne)」を運用する民間宇宙企業です。2段式のランチャーワンはボーイング747-400を改修した空中発射母機「コズミック・ガール(Cosmic Girl)」の左翼に吊り下げられた状態で高度1万m付近まで運ばれ、空中で投下された数秒後にエンジンを点火し、ペイロードを地球低軌道まで運びます。 同社は2020年5月に実施したランチャーワンの初打ち上げには失敗したものの、2021年1月の2回目の打ち上げ以降

    空中発射ロケットを運用するヴァージン・オービットが米連邦破産法11条を申請
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    kamm 2023/04/08
  • JAXA、X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」の打ち上げを2023年8月以降で調整へ

    【▲ 音響試験中のX線分光撮像衛星「XRISM」。2022年12月23日撮影(Credit: JAXA)】【2023年3月31日15時29分】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月31日、2023年度初めに予定されていたX線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」の打ち上げについて、2023年8月以降の実施に向けて調整を行う方針であることを明らかにしました。 XRISMは2016年に打ち上げられたX線天文衛星「ひとみ」(運用終了)の後継機として、アメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)などとも協力しつつ開発された科学衛星です。SLIMは月面へのピンポイント着陸技術を検証するための探査機で、従来のように「着陸しやすい場所を選んで降りる」のではなく「着陸したい場所に降りる」ことを目指して開発されました。XRISMとSLIMは「H-IIA」ロケット47号機に相乗りし

    JAXA、X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」の打ち上げを2023年8月以降で調整へ
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    kamm 2023/04/02
  • 冷却材が漏れたロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」クルーを乗せず無人で帰還

    【▲ 国際宇宙ステーションを離れるロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」(Credit: Roscosmos)】【2023年3月29日11時02分】2023年3月28日(日時間・以下特記なき限り同様)、ロシアの宇宙船「ソユーズMS-22 “K・E・ツィオルコフスキー”」が国際宇宙ステーション(ISS)を離れて地球に帰還しました。ソユーズMS-22は2022年12月に熱制御システムでトラブル(後述)が発生したため、通常の飛行とは異なりクルーを乗せない状態での帰還です。同船の離脱を以て、ISSでは第69次長期滞在(Expedition 69)がスタートしています。 ソユーズMS-22はロスコスモスのセルゲイ・プロコピエフ(Sergey Prokopiev)宇宙飛行士とドミトリー・ペテリン(Dmitry Petelin)宇宙飛行士、アメリカ航空宇宙局(NASA)のフランク・ルビオ(Frank R

    冷却材が漏れたロシアの宇宙船「ソユーズMS-22」クルーを乗せず無人で帰還
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    kamm 2023/03/30
  • 無人月着陸船の月周回軌道投入に成功! 民間月探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1

    【▲ 月面に着陸したispaceのランダーの想像図(Credit: ispace)】【2023年3月22日10時58分】株式会社ispaceは2023年3月21日、同社の月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1について、ランダー(月着陸船)の月周回軌道への投入に成功したと発表しました。月周回軌道で予定されている全ての軌道制御マヌーバを完了した後、ispaceはいよいよランダーの月面着陸に挑むことになります。 【特集】月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1 民間初の月面着陸を目指すHAKUTO-Rミッション1のランダーは、2022年12月11日16時38分(日時間・以下同様)に米国フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地からスペースXの「ファルコン9」ロケットで打ち上げられました。同ミッションは「ランダーの設計及び技術の検証」と「月面輸送サービスと月面データサービスの提

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    kamm 2023/03/23
  • 中国、地球観測衛星を相次いで打ち上げ成功

    【▲「長征4号C」と「長征2号C」ロケット(Credit: CASC, Weibo)】中国は日時間2023年3月10日と13日に、中国国営企業が開発した「長征4号C」ロケットと「長征2号C」ロケットの打ち上げを実施しました。2つのロケットに搭載されていた人工衛星は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアにて報じられています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:長征4号C(CZ4C Y51)ロケット:長征4号C 打ち上げ日時:日時間2023年3月10日7時41分【成功】 発射場:太原衛星発射センター(中国) ペイロード:天絵6号A,B(Tianhui-6 A/B) 天絵6号は2つの衛星(AとB)で構成される地球観測衛星です。中国航天科技集団(CASC)によると、天絵6号は主に、地理情報測量・国土資源調査・科学実験・研究などに用いられるとのことです。 ■打ち上

    中国、地球観測衛星を相次いで打ち上げ成功
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    kamm 2023/03/15
    おめでとう。打ち上げ回数がそのまま経験の差になってしまってる