持ち物に「バカ」「ヤメロ」の落書きも 小学校の同僚の女性教諭に睡眠導入剤を入れたシュークリームを食べさせ、急性薬物中毒にしたとして、大阪府警平野署は14日、傷害などの容疑で、大阪市立加美北小学校(同市平野区)の講師の女(60)を書類送検した。教諭は一時意識不明となり、入院を余儀なくされた。 また、職場復帰したばかりの教諭の運動靴や指導用教科書に「ヤメロ」「バカ」とマジックで書き込んだ器物損壊容疑でも書類送検した。「教諭の指導方法が自分と異なり、任せていたら子供たちが育たないと感じた。態度にも不満があり、邪魔で仕方なかった。いなくなればいいと思った」と容疑を認めている。 傷害の書類送検容疑は昨年6月1日午後4時5分ごろ、小学校職員室で、市販のシュークリーム1個に睡眠導入剤を混入して40代の女性教諭に食べさせたとしている。教諭は食べて間もなく意識不明となり、病院に搬送。9日間入院した。 同署に