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なんとなく目に入って買って読み始めてみたら、琴線に触れたので書きます。劇作家・平田オリザが放つ文科系青春ストーリー。 幕が上がる (講談社文庫) 作者: 平田オリザ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/01/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 富士ケ丘高校演劇部は、毎年地区大会止まり。そんな弱小演劇部に、かつて学生演劇の女王だった新任の先生がやってきた。「行こうよ、全国!」。高い目標をもった部員たちは、部長に就任したさおりのもと、演劇ひとすじの日々を過ごす。芝居に対する葛藤、将来への不安や悩みを抱えながらも、熱い友情で結ばれた彼女たちの最終幕が、しずかに上がる――。 学生時代、演劇やってました。兼部の時期もあったのでどっぷり浸かってたわけではないけれど、小学校の演劇クラブからを含めると結構長いかな。 きっかけはいろいろあるんですが、1番は親に連れられた
残業を減らしたい。そういう人は、多いのではないかと思います。 私も、それほど多いわけではないですが、残業があります。もっと減らしたいとも思っています。 というわけで、今日は、こちらの『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』を読んでみました。 残業3時間を朝30分で片づける仕事術 作者: 永井孝尚 出版社/メーカー: 中経出版 発売日: 2011/07/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 14回 この商品を含むブログ (13件) を見る いくつか、気になったところを紹介しつつ、感想などを書いてみます。 逆算して1日を丸ごと前倒しする 朝シフトは睡眠時間を削って早起きするのではなく、起きている時間を丸ごと数時間前倒しすることです。そのため、朝起きる時間を決めて、そこから逆算する形で夜寝る時間を決め、さらに退社する時間を決めていきます。 朝の何時に起きるかを決める
サイコパスの研究者が、サイコパスであったーーこの衝撃の事実を皮切りに物語は始まる。科学者視点による所見と自分自身のこれまでの体験、二つの視点が交錯する中で際立っていたのは、両者の間に大きな乖離が存在するということであった。 サイコパスの定義とは今日の科学の進展をもってしても、未だ不確かなものである。一般的に「精神病質」と表されるサイコパスの特徴は「平板な感情の動き」に代表される対人関係における共感性の欠如である。映画『羊たちの沈黙』『ハンニバル』に登場するレクター教授のような、古典的なサイコパス像を思い出される方も多いだろう。 だが決して凶悪な殺人犯だけを指すわけではなく、人を思い通りに操縦しようとしたり、嘘に長け、口がうまく、愛嬌たっぷりで、人の気持ちを引きつけたりといった特徴も含むものとされる。むろん著者は人殺しや危険な犯罪を犯したことなどなかったし、それどころか科学者として成功し、幸
期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、本来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下
ロースおじさんこんにちわ。小学生事情にお詳しいロースおじさんを見込んでお尋ねしますが、子供に読ませた方がいい児童書のオススメはありますでしょうか? 個人的にミヒャエル・エンデの「モモ」は絶対読ませたいんですが、まだ娘が3歳なのでいつ出そうかいつ出そうかとタイミングをうかがっています。この世の誰より子供のことに詳しいおじさんなら、きっといい本を教えてくれるはずだと思いメールしました。よろしくお願いします。 那須正幹先生のズッコケ三人組シリーズの中でも屈指の名作、「うわさのズッコケ株式会社」やね。ズッコケ三人組と言えば、稲穂県ミドリ市花山町という架空の日本の町を舞台に、小学6年生のハチベエ、ハカセ、モーちゃんの三人組が色々な騒動や事件に巻き込まれる全50作品・累計2300万部も出とる大人気シリーズやけど、中でもこの「株式会社」は無茶苦茶面白いんよね。 話の内容としては、イワシ釣りでにぎわう港に
前回、「うまい文章」について考えてみたのですが、「文章の書きかた」って、考えれば考えるほど、よくわからなくなってくるのです。 僕は「文章術の本」を書店で見かけると、つい購入してしまう、「自分では拙い文章しか書けないけれど、文章術の本を読んで『その気』になるのが好きなワナビーブログ野郎」なんですよね。 そこで、どこかで誰かがこの僕の屍を越えてくれることを願って、「文章」を書くことに興味がある人へオススメしたい7冊を御紹介します。 おとなの小論文教室。 (河出文庫) 作者: 山田ズーニー出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/02/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る以下は、この本のなかで著者が紹介されていた、画家の横尾忠則さんのデザイナー時代の「おはぎ」というエピソードです。 日本デザインセンターでのぼくの暴力沙汰はもう一つ
はてなブログでは、ブログの印刷・製本サービスMyBooks.jpとの連携を開始しました。ブログのデータを簡単にMyBooks.jpへエクスポートし、印刷・製本の作業を開始することができます。 自分史としての記録や思い出づくり、育児日記や活動記録の共有、または記事のバックアップに、ブログを紙の本として残せます。どうぞご利用ください。 MyBooks.jp | ブログ製本サービス。 あなたのブログを製本して1冊からお届けします。まずはPDFファイル作成!何度でも無料! ブログの製本を開始するには はてなブログからMyBooks.jpを利用するには、ブログデータをすべてMyBooks.jpにエクスポートし、MyBooks.jp側で編集・製本の作業を行います。 次の手順に従うと、自動でデータを渡して画面を移動できます。 ブログの詳細設定ページのエクスポート設定で「記事のバックアップと製本サービス」
何もすることがない。卒業論文を提出した今となっては、差し当たっての目標というものがない。思えば、9月から12月の第一週までは苦しかったけれども、それなりに充実した日々を送っていたのではないかと思う。僕が書いた論文(所詮、文系の学部生が書いたお粗末なものだ)が、どのような評価を与えられるのか、少し気になる。テーマは、大学生の貧困を取り上げた。教育社会学の分野では、階層と学力との関係や、階層と社会的地位の関係といったものがかれこれ20年前近くから指摘されており、その代表的な研究者に苅谷剛彦や本田由紀なんかがいる。例えば、社会的地位が高い家庭や高学歴の家庭に生まれ育った子どもは、社会的地位も学歴も高くなるということが指摘されてきたわけだ。裏を返せば、貧乏の家庭に生まれた子どもは、その後の生活において、貧乏から抜け出すことは難しいということが言えるのかもしれない。代表的な本と言えば(前にも紹介した
「なんとなく退屈だ」。 これは最近の私の感想でも地方の若者の感想でも東京のOLや女子大生の感想でもなく、ドイツの哲学者マルティン・ハイデガーが「退屈の第三形式」として提示した、最も深い「退屈」の形態です。しかしそう難しく考えなくても、「なんとなく退屈だ」、この思いを人生で一度も抱いたことのない人なんていないでしょう。毎日が充実していないわけじゃない、楽しいことがないわけじゃない、友達がいないわけじゃない、それなのに「なんとなく退屈だ」。気晴らししようにもどうも気分が晴れない。 人間はなぜ「退屈」するのか、「退屈」はどこから生まれるのか、「退屈」から逃れる方法はあるのか? そんなことを考えるのに役立つのが、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』です。この本すごく面白かったので、今回はこれの感想文を書きます。 暇と退屈の倫理学 作者: 國分功一郎出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2011/10/
今年の7月に下記のエントリーを書いています。という事で(どういう事だ?アァ?)2014年下期にお薦めするウェブマーケティング・ウェブ解析のために読んでお薦めしたい本を紹介してみます。 上期は15冊でしたが、下期は7冊です。というか年間で20冊以上も読めば十分ですからね。 Webサイトの分析・改善の教科書 現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書 ~Googleアナリティクスと、その他ツールを使った実践的ノウハウ~ 作者: 小川卓 出版社/メーカー: マイナビ 発売日: 2014/08/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る ウェブ解析業界では知らない人はいないであろう、小川卓さんが書かれた本です。 2014年8月に出版された本です。出版記念のセミナーにも参加してきました。別のブログですが、セミナーについてはまとめてあるので良ければ
毎年「今年読んで面白かった本」を10冊選んでブログに書いている。 今年読んで面白かった本10冊 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2010年) 今年読んだ本のマイベスト10 - はてなの広告営業 mtakanoの日記(2011年) 今年読んで面白かった本10冊(2012年) - はてなの広告営業 mtakanoの日記 今年読んで面白かった本10冊(2013年) - 言いたいことがなにもない 今年はいろいろあって本を読む機会が増え(というか趣味の時間を読書以外にあてづらかったので)、半年たったタイミングで1度10冊選んだ。 この半年の間に読んで面白かった本10冊(2014年6月まで) - 言いたいことがなにもない 今年の後半でも、良い本にたくさん出会うことができた。 悪について 心理学的に悪を成す人間にはどのような性質があるのかが語られた本。悪の定義という倫理学ではない。 フロムは
今年読んで面白かった本を書きとめておきます。今年もたくさん面白い本が読めて幸せだった。 中国化する日本 増補版 日中「文明の衝突」一千年史 (文春文庫) 作者: 與那覇潤出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (18件) を見る 與那覇潤「中国化する日本」は今年一番面白かった本かも。「中国資本に日本が侵略される」みたいな話では全くなくて、1200年前からの日本の歴史を「中国化」と「江戸時代化」というキーワードでたどる本。 中国化=身分や土地などの縛りがない自由競争。競争に負けた奴は特に保護しない。その代わりセーフティーネットとして宗族(親族)での助け合いが強い。そうしたシステムは1200年前の宋の時代に成立して今までずっと続いている。 江戸時代化=イエとかムラとか定められた場所で大人しく上に従っているなら最低限食わしてくれるけど、あま
概要 新刊にかぎらず、今年読んでいて「あー、良書だなー」って思ったものをあげています。これ、ダメじゃないの?とか、あー、やっぱりこれいいよねっていうコメントもらえると嬉しいです。 基本は、.NETにおけるWeb APIやFW開発でQA * POな人が思う良書です。今年は技術書より論文、言語仕様書、実装を読んでいることが多かったので、去年の半分の30冊くらいしか読んでいないかな。 開発チーム系 エッセンシャル スクラム 作者: Kenneth S. Rubin出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2014/08/01メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る スクラムなんとなくわかっているんですけど、自分以外の状況よくわからんしなー、進め方変じゃないかなぁっていうときに、読むとめっちゃ参考になります。 組織パターン 作者: James O. Coplien,Neil B. Harri
今年の10冊を選ぶ みなさん、こんにちは! B-CHANです。 年末になったので、あちこちのブログで、今年読んだオススメ本を紹介するのが流行してますね。 ボクも書きます。 この非天マザーでもいつも言っていますが、本は大量に読んでどんどんアウトプットしましょう。 たくさん読んでたくさんアウトプットすれば、必ず誰かの役に立ちますよ。 1日1冊、年間で300冊を読むのが目標ですが、ちょっと無理でした。 実際に読めたのは100冊強ですかね(漫画を除く)。 ボクは変わり者なのでジャンルは絞りません。理系も文系も、金融もコンピュータも物理学も日本史も世界史も文学も経済も宗教も哲学も数学も工学も宇宙も自己啓発も心理学も小説もエッセイも何でも読みます。 そんなボクが今年読んだ中で良かった10冊です。ホントは10冊なんかに絞れませんが、無理やり抽出しました。 当然、ジャンルもバラバラです。 また、今年読んだ
(2018/06/16 更新) 文章術のオススメ本 2014年に読んだ文章系の本をおさらいする ブログに役立つ系 考え方系 創作系 文章術のオススメ本 2014年に読んだ文章系の本をおさらいする 年末なので今年読んだ本の中からフィクションとノンフィクションで分けてオススメ本をまとめようと思っていたんですけど、ノンフィクションで読み通したのが文章指南本が多かったので、「文章系」でまとめてみることにしました。 おまけ的に「創作系」も2冊。 ※「2014年に読んだ」が基準なので、刊行は古い本が多いです。 ※個人的な好みに基づいた当たりハズレがあります。どこかの誰かの参考になれば。 ブログに役立つ系 今年の初め頃に違うブログで書評をいくつか書いていたので、ご紹介。 100ページの文章術 -わかりやすい文章の書き方のすべてがここに- 作者:酒井 聡樹 発売日: 2011/03/10 メディア: 単行
2014年にこのブログで紹介した本から、おすすめのビジネス書10冊をまとめました。 2014年に出版されたものではなく、今年このブログで紹介したものの中からの10冊です。 あくまで私のおすすめです。 紹介した記事のリンクともに簡単に説明しておきます。 本の詳しい内容は実際に読んでみてください。 嫌われる勇気 嫌われる勇気 作者: 岸見一郎,古賀史健 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2013/12/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (13件) を見る 『嫌われる勇気』を読みました - 読書で本から学ぶブログ この本は、何度か紹介しています。 人間関係などについて考えたい人が読むと、考えさせられることのある内容です。 あまりすっきりする感じの本ではないです。読んでみるとわかるのではないかと思いますが、どこかわかりにくさのある本で、それが良いところなのかもしれ
書評をブログで書く人に憧れる 本の要約や感想をブログに書いている人はスゴいなーと思います。 本を読みながら、どの部分が一番重要なのか・どこを引用するのか・読んでいる最中に何を感じたのか…書評を書くために様々なことを考えながら本を読んでいるんだと思います。そして、自分の意見を入れて本を総評する。 書く側の受け取り方によっては、批判を受けることもありそうだし、自分の意見がしっかり語れない人にはできないブログ記事かと。自分語りが多すぎるの書評はなんか違うと思うけど。 私が書評ブログを参考にするとき 私が書評ブログを参考にするのは、まだ未読の本で購入を迷ったとき、それは本当に自分が求めている本なのか購入前の内容確認。それと、読んだあとに自分の捉え方以外の他人の意見を知りたい時。なにか本が読みたいけど、次はどれにしようというタイミングでも見ることがあります。 こう書いてみると私は、購入の後押しをして
photo by homestilo 今年読んで良かった本まとめ 今年は例年よりも読書量が大分少なかったのだけど、その割には得るものが多い読書体験に恵まれる機会が多かった。「ブログに感想を書きたい」「Skype読書会で話したい」という動機で自分の言葉で説明できるように丁寧に読みこんだり、会話をして理解を深める機会が多かったというのもあるのだろう。 そんなわけで「今年読んで良かった本」を振り返りたい。僕にとって「良い」というのは、それによってほんの少しだけでも「実行動が変わったか?」という観点なのだと思う。行動が変われば人生も変わるだろう。 車輪の下で 車輪の下で (光文社古典新訳文庫) 作者:ヘッセ光文社Amazon 第1回Skype読書会の題材。学生時代に読んだ気もするのだけど完全に忘れていた。大抵の苦悩は優先順位の問題であり、恋をした瞬間に優先順位が劇的に切り替わったり、失恋したり働い
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