継続という稀有な才能。

なんとなく目に入って買って読み始めてみたら、琴線に触れたので書きます。劇作家・平田オリザが放つ文科系青春ストーリー。 幕が上がる (講談社文庫) 作者: 平田オリザ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/01/09 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 富士ケ丘高校演劇部は、毎年地区大会止まり。そんな弱小演劇部に、かつて学生演劇の女王だった新任の先生がやってきた。「行こうよ、全国！」。高い目標をもった部員たちは、部長に就任したさおりのもと、演劇ひとすじの日々を過ごす。芝居に対する葛藤、将来への不安や悩みを抱えながらも、熱い友情で結ばれた彼女たちの最終幕が、しずかに上がる――。 学生時代、演劇やってました。兼部の時期もあったのでどっぷり浸かってたわけではないけれど、小学校の演劇クラブからを含めると結構長いかな。 きっかけはいろいろあるんですが、1番は親に連れられた

[dadapon]

プロとして残ることだけが「成功」であるとするなら、演劇に限らず他の分野でも殆どの人が失敗者となるだろうが、果たしてそうだろうか、ということをここ数年間の自分は考えている。

[mugi-yama]

同じく学生演劇リタイア組として言えば、いや人それぞれとしか言いようがないんじゃないかなー。とっととやめた方がみんな幸せだろうって見える人もよくいるし。あと日本では実家が金持ちなのが最強（夢がない…）。

[flclover7]

プロって呼ばれる状態までいくにはその分野に必要とされるセンスとそれを活かせる環境、その上にここで取り上げられた継続できる才能が合わさってのことだと思う。どれが欠けても突き抜けにくい。

[yto]

“要はプロというのは、「選ばれる」というより「残る」ものなのじゃないかしらと。”

[kori3110]

継続は周りの環境もあるし(家業を継ぐためにドロップアウトする、とか)答えのない問いだよなあ。兼業作家さんとかだと超マイペースに継続する人とかもいるし、プロとしてそれで食いつなぐことだけが継続でもないとい

[lucifer_af]

「才能があると思える人ですらプロへの道に続いていなかった、というのは自分の中でのちょっとした絶望で、プロへの道って「その分野でのなんらか特化した才能」の他に「継続という才能」が必要」

[megumakou2014]

『要はプロというのは、「選ばれる」というより「残る」ものなのじゃないかしら』これ、真理だと思う。

[yumekurage]

好きなことと、それを選択肢に残せるかは別なのか。

[kuroaka1871]

“才能があると思える人ですらプロへの道に続いていなかった、というのは自分の中でのちょっとした絶望で、プロへの道って「その分野でのなんらか特化した才能」の他に「継続という才能」が必要だ”

[kun-maa]

続けられるのはやっぱりすごく好きなことなんだと思う。

[fujipon]

このエントリ好き。

[fktack]

長田さんのブログ読むと本当にこの人は絵に奉仕してるんだなあって思う。