iOS 開発者のためのバックエンド入門 シリーズ 1 バックエンド一般に付いて話の話 * BaaSの機能で足りるなら、それを使うのが楽勝 * 独自のバックエンドを作る場合も PaaS を使えばインフラエンジア・知識がいらない * 独自のバックエンド用のフレームワークもある
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog ヤフーで iOS エンジニアをやってます平松(@himara2)です。 最近 BaaS, MBaaS という言葉を良く耳にします。 アプリエンジニアのみでサーバーサイド込みの開発もできる、ということで以前より個人的に興味がありました。 実際に触ってみると想像以上に使いやすいものだと感じたので、その感想を紹介してみようと思います。 最近のモバイルアプリ開発事情と BaaS 最近のモバイルアプリはクライアント側で完結するものは少なく、サーバーサイドと連携して動くものがほとんどです。 サーバーサイド側で必要な機能としては、ユーザー管理、各種データAPI、Push通知機能、画像や動画のストレージなどがありますが、これをアプリ開発の度に毎回
Google、モバイルBaaSのFirebaseを買収、クラウドに統合へ。モバイルアプリのオフライン対応、リアクティブプログラミングなどを実現 Googleは、モバイル向けのバックエンドサービス、いわゆるモバイルBaaSを提供しているFirebaseの買収を発表しました。 Googleは以前からGoogle Compute Engineなどにモバイルバックエンド向けのフレームワークを提供していましたが、今回のFirebaseの買収によってその機能が飛躍的に強化されることになりそうです。 FirebaseはいわゆるモバイルBaaSで、Webアプリケーションやモバイルアプリケーションの開発者向けにスケーラブルなバックエンドサービスを提供しています。 JavaScript、Objective-C、Javaに対応しており、開発者はこれらのプログラミング言語を用いてクライアント上でデータベースを操作
[速報]「Amazon Cognito」発表。モバイルとクラウドのデータ同期機能を提供、オフラインモバイルアプリを実現 モバイルデバイス上でローカルのデータストアと認証機能を提供するソフトウェア、「Amazon Cognito」を米Amazon Web Servicesが発表しました。 Amazon Cognitoはローカルのデータストアとクラウド上のデータストアとの同期機能を備えているため、オフラインでも動作するクラウド対応のモバイルアプリケーションを構築可能です。 また、データ同期は同一ユーザーならば複数デバイスにまたがって行われるため、スマートフォンで移動中に楽しんでいたゲームの続きを自宅のタブレットで楽しむ、といったこともできるようになります。
バックエンドの設定用のモバイル向けクラウドサービス「BaaS」と、企業向け業務アプリの複数プラットフォーム対応ソリューション「MEAP」についてまとめて紹介します サーバ周りの開発に悩むアプリ開発者の救世主「BaaS」 近年、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンの浸透とともに、アプリの利用も広がり、多くのスマートフォン向けアプリが開発されるようになってきました。大規模な電子商取引系のWebサービスの開発に比べれば、少人数の開発者で短期間に開発できるのがスマートフォンアプリです。しかし、世界中の数多くの人々に使ってもらえる新しいサービスを考えた場合、アプリ単体で完結しないことが多く、Webサーバとの連携が必須になる場合も考えられます。 伝え聞くところによると、人気の写真共有アプリ「Instagram」の開発者は、初めは、まったくバックエンドに関する経験がなく、アプリを開発しながら
IBM、NoSQLベンダのCloudant買収。企業向けモバイルBaaSを展開へ。IBM Pulse 2014 米IBMはNoSQLベンダのCloudant買収を発表しました。CloudantはCouchbaseを基にしたNoSQLのDatabase-as-a-Serviceを提供している企業で、IBMは同社のサービスをPaaS型クラウドサービスとして発表したBlueMixと組み合わせて企業向けのモバイルバックエンドサービス(モバイルBaaS)を展開することを明らかにしています。 IBMは昨年6月にNoSQLベンダのMongoDBと提携し、DB2にNoSQL機能を組み込む方向性を示していました。Cloudantはそれとは別に、クラウドにおけるモバイル向けのデータストアとしての位置づけとなります。 BlueMixにモバイル向けプッシュ通知、SDKなどを用意 IBMソフトウェアグループのシニア
次にエントリを書くときは HBFav の次のバージョンの話、と思っていたのだが AppStore のレビューに時間がかかっているので、なんとなく閑話休題的に更新しておこう。 Helios について。ロゴがかわいい。 先月くらいに何かの拍子で自分の周囲でも話題になった。今年の4月くらいに Heroku からリリースされた、MBaaS (Mobile Backend as a Service) を構築するためのフレームワーク。実際には OSS なので Heroku からというか Heroku 社員の mattt さん によるもの。 mattt さんはご存知、iOS の AFNetworking や TTTAttributedLabel そのほかの開発者として有名なスーパーハッカーである。Heroku 勤務ということで、Heroku の親会社である Salesforce が開催の Salesfo
モバイルデバイスに特化したBaaS(Backend as a Service)型クラウドは、米国で「Parse」が3月に正式版となり、「Cocoafish」はAppceleratorに買収され、また9月にはWindows Azureを簡単にBaaS化する「Mobile Services」機能の追加を発表するなど活発な動きが見られます。 BaaSは一般に、PCよりも普及が見込まれるモバイルデバイス向けのアプリケーションのためにREST API経由で利用できるユーザー管理やデータストアなどを備えており、モバイルアプリケーションを開発する際にサーバ側のコーディングを不要にしてくれる利点を備えています。 国内企業のピーシーフェーズは、BaaS型クラウドサービスの「appiaries」(アピアリーズ)の正式公開を発表しました。主な機能は以下です。 ユーザー認証 OAuth 2.0プロバイダーとして、
モバイル向けBaaS「Kiiクラウド」正式版の提供開始。ユーザー認証、オブジェクトストレージなど。ストレージ1GB、100万コールまで無料 モバイルアプリケーションのバックエンド機能として、ユーザー認証やオブジェクトストアなどの機能を提供する、BaaS(Backend as a Service)型クラウド「Kiiクラウド」を、Kiiが日本と米国で正式サービスとして開始しました。 提供される機能は、ユーザー認証、デバイス認証、オブジェクトストレージ、ファイルストレージ、ファイルシンク、ユーザーの行動分析、アドネットワーク最適化など。Android、iOS、JavaScriptなどのクライアントアプリケーションから利用できるようになっています。 モバイルアプリケーションのためのバックエンドの機能があらかじめ用意されているため、開発者はクライアント部分の開発に注力でき、運用開始後もサーバの運用や
Google Cloud Endpoints公開、グーグルもモバイル向けBaaSへ参入。Google App Engineがモバイルのバックエンドに グーグルは、モバイルアプリケーションのバックエンド向けクラウドサービス機能「Google Cloud Endpoints」などを含む新バージョンのGoogle App Engine、「App Engine 1.7.5」をリリースしました。 App Engine 1.7.5ではGoogle Cloud Endpoints以外に、Java 7ランタイムのサポート、1GBメモリが利用できるインスタンスの追加などが含まれています。 Google Cloud Endpointsを利用することで、開発者はiOSやAndroidのモバイルアプリケーション、もしくはWebブラウザ上で動作しているJavaScriptなどから、Google App Engine
Webブラウザで利用するオンラインサービスとしてモバイルアプリケーションの開発環境を提供する「Monaca」の開発元であるアシアルは、Monacaの新機能としてモバイル向けのBaaS(Backend as a Service)機能を追加すると発表しました。 Monacaは、HTML5とJavaScriptを使ってiOS、Android、Windows 8など複数のプラットフォームに対応したアプリケーションの開発環境。Webブラウザから利用可能で、PhoneGap互換機能も内蔵しているため、端末ネイティブAPIにも対応したハイブリッドアプリを開発できます。 開発したアプリはMonacaデバッガーアプリを使って実機上ですぐに動作確認ができ、Firebugと同等の機能をモバイル端末内で動作しているHTMLアプリに対して利用可能。完成したハイブリッドアプリはApp Storeなどで販売できます。
JavaScriptだけでAmazonクラウドのストレージ、NoSQLデータベース、プッシュ通知、ソーシャルログインなどを実現する「AWS SDK for JavaScript in the Browser 」公開 クラウドを利用するためのサーバサイドの開発は必要なく、JavaScriptだけでクラウドストレージやNoSQLデータベース、モバイルへのプッシュ通知、ソーシャルログインなどを実現するライブラリ「AWS SDK for JavaScript in the Browser」がデベロッパープレビューとして公開されました。 すでにiOSやAndroidのネイティブアプリケーション開発用には「AWS SDK for Android」と「iOS 用 AWS SDK」が公開されていますが、この「AWS SDK for JavaScript in the Browser」によって、より手軽にブ
モバイル向けのバックエンドサービス「BaaS」を提供するベンダーとしてもっとも有名なベンダの1つであったParseが、Facebookに買収されたことを発表しました。 Parseは、モバイルデバイス向けにREST APIなどを経由してデータストア、プッシュ通信、ユーザー管理、TwitterやFacebookなどソーシャルとの連係、位置サービスとの連携機能などのサービスをクラウドとして提供する、いわゆるBaaS(Backend as a Service)を提供するベンダ。 Facebookの開発者ブログでもこの買収のことを紹介し、次のように書いています。 By making Parse a part of Facebook Platform, we want to enable developers to rapidly build apps that span mobile platfor
ニフティクラウドが、モバイル向けBaaS「ニフティクラウド mobile backend」を提供開始。ストレージ5GB、プッシュ通知やAPIリクエスト月間200万回までは無料 スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからクラウドアプリケーションを利用するニーズが急速に高まることが確実視されている中、クラウドでモバイルアプリケーションのためのプラットフォームを提供する動きが進んでいます。いわゆるモバイル向けのBaaS(Backend as a Service)です。 ニフティは昨日9月25日、モバイルアプリケーションの開発に特化したクラウドサービス「ニフティクラウド mobile backend」の提供を開始したと発表しました。 モバイルアプリに必要な機能をバックエンドで提供 同サービスは一般的なBaaSと同様、ユーザー認証やユーザー管理、プッシュ通知、データストア、ソーシャルメディ
先月Facebookに買収された、モバイル向けのバックエンドサービス「BaaS」を提供するParseが新サービス「Parse Hosting」を発表しました。 Parse Hostingは名前の通りWebホスティングサービスで、HTML/CSS/JavaScriptを設置してWebサイトを構築することができます。無料プランでは、月間100万リクエスト、1秒間に最大20リクエストまで。小規模なWebサイトであれば十分運用できそうです。 有料プランでは、より多くのトラフィック対応や独自ドメイン機能などが利用可能になります。 バックエンドとWebサイトをワンストップで提供 Parseはモバイル向けBaaSとしてREST API経由などでバックエンドデータベースやソーシャルメディア連携などの機能を提供しています。しかしそのバックエンドを利用するためのアプリケーションを利用者に配布するには、AppS
オフラインWebアプリを実現するDropboxの新API「Datastore API」。Dropboxは実質的にBaaS市場へ参入した Webアプリケーションをオフラインの状態でも利用できるようにするには、オフラインのときに保存したデータを、ネットワークと接続したときにサーバと同期してくれるAPIが必要です。 しかし、データ同期のプログラムを作るのは非常に面倒です。データの差分だけを取り出して同期するアルゴリズムをどうするか、同期の途中でネットワークが切れたらどうするのか、同期待ちのデータが複数のデバイスに分散されていたら、どれを同期後に上書きするのか、などを解決しなければなりません。 Dropboxが発表した新API「Datastore API」は、オフラインに対応し、データを自動的に同期してくれる機能を備えています。オフラインWebアプリケーション普及のための道具が揃いつつあるのです。
モバイル向けの新クラウド、BaaS(Backend as a Service)とは何か。「Parse」が正式サービス開始 iPhoneやAndoroidのようなモバイルデバイスはPC以上に普及し、クラウドに接続するデバイスとしてもっとも一般的なものになると予想されています。これからのクラウドアプリケーションの主役はモバイルデバイスの上で動くものになるというわけです。 そのモバイルアプリケーションに特化したクラウドの形態として「BaaS」(Backend as a Service)と呼ばれるサービスが登場してきています。 BaaSとは一般に、モバイルアプリケーションのバックエンドとして求められるデータストア機能、プッシュ通信機能、ユーザー管理機能、ソーシャルとの連係、ロケーションとの連係などを備え、それらの機能をモバイルアプリケーションからAPIで呼び出すことで、サーバ側のコードを書くことな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く