賢く! 安く! 発注するために知っておきたい見積もりチェック術 プロが教える見積書7つの極意 ウェブサイトの見積もりでは、総額が大きいわりに不透明な部分も多く、制作会社によって見積書の内容が異なることもある。本稿では、発注と制作を円滑に進めるために知っておきたい見積もりの基本と注意すべきポイントを示す。 極意その2 3種の見積書の違いを知るここでは、見積書の種類について説明しよう。ほとんどの場合、1回のサイト構築プロジェクトでは、次ページの表2に示した3つの見積書をもらうことになる。順に説明していこう。 超概算見積書は、自社内で外注予算を組むために、費用を大まかに把握するためのものだ。 たとえば、使用したいCMSやASPサービスの価格がいくらなのかを調べたいときや、RFPを作るための情報収集としてもらってもいい。また、見積もりをもらった制作会社に必ず発注しなければいけないという縛りもない。