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安倍晋三首相は、1月17日〜21日にかけて中東歴訪を行なったが、出発前の1月7日にフランスで週刊紙銃撃テロ事件が起きると、外務省内から今回の首相の中東訪問は「タイミングが悪い」という声が上がった。 ところが、安倍首相の反応は逆だった。官邸関係者がこんな重大証言をした。 「総理は『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』とうれしそうに語っていた。『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』ともいっていた」 周囲はその言葉を聞いてさすがに異様に感じたという。関係者が続ける。 「総理は総額25億ドル(約3000億円)の中東支援についても、『日本にとってはたいしたカネではないが、中東諸国にはたいへんな金額だ。今回の訪問はどの国でもありがたがられるだろう』と自信満々で、常人の感覚とは違うなと感じた」 テロは対岸の火事
イスラエルを訪問中の安倍晋三首相は19日、第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の記録を収めた国立ホロコースト記念館「ヤド・バシェム」を訪れ、視察後に「世界の平和と安定に、より積極的に貢献する」と決意を語った。 戦後70年の節目となる今年、首相は新たな首相談話を発表する考えを示している。年初の海外訪問先から世界に向けて平和へのメッセージを打ち出すことで、首相談話では戦後日本の歩みに焦点を当てる姿勢をにじませたものとみられる。 首相は同日、昭恵夫人と共に1時間余りかけて記念館を見学。終了後に記者団の前でスピーチを行い、「特定の民族を差別し、憎悪の対象とすることが、人間をどれほど残酷にするのかを学ぶことができた」と述べた。 また戦時中、外交官として多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝(ちうね)氏の功績を取り上げ、「差別と戦争のない世界、人権の守られる世界の実現に向け、働き続けなけ
日朝交渉前進を巡って、中国との関係改善を望む北朝鮮にとって日本は当て馬であるという議論が出ておりまして、首肯する部分も強いわけですが。 恋愛ゲームの当て馬となった「日朝協議合意」 http://www.nippon.com/ja/column/g00176/ foresightでも平井さんが興味深い論考を展開しております。 前向きだが「地雷」の埋まった「日朝合意文」 http://www.fsight.jp/27016 日本としても、経済制裁の緩和程度のカードを緩める分には問題ないであろうし、何がしか不都合が出たらまた蛇口を閉めれば良いというところでありまして、別に本格的な雪解けを狙ってどうのこうのという話ではないと思うわけです。ただし、暴力団だ薬物だ第三国経由の違法取引だ地下銀行だ脱税だというのは御免蒙りたいわけですから、なんか厚着の女が一枚コートを脱いだからといって恋愛ゲームで修羅場に
国際プライバシー保護の日(International Day of Privacy)に、ドイツの首都ベルリン(Berlin)の米国大使館前で、米当局による情報収集活動に抗議する人々(2014年2月1日撮影)。(c)AFP/DPA/BRITTA PEDERSEN 【2月24日 AFP】米国家安全保障局(NSA)がドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相の携帯電話を直接の傍受対象から外した後に、盗聴対象を独政財界の有力者数百人に広げていると23日付の独紙が報じた。 独日曜紙ビルト・アム・ゾンターク(Bild am Sonntag)は、独政財界の320人がNSAに監視されていると伝えており、その中にはトマス・デメジエール(Thomas de Maiziere)内相も含まれているという。 同紙は、ドイツ国内にいる匿名の米情報機関高官が「首相(メルケル氏)の通話をもはや直接傍受す
外交ウォッチャー的な謎の肩書きでインタビューが掲載されておるのですが、ご関心のある方は是非ご笑覧いただければ幸いです。 何と申しますか、もしも安全保障の世界で王監督がいたら「賢人にも格というものがある」と批判されそうで、文字通り1995年の「伊良部小宮山ヒルマン河本成本らで強力投手陣が形成されてチームも二位へと躍進したため、いつもと変わらない園川も好投手に祭り上げられる」状態になっております。とっても園川な気分で一杯です。 ムックとしては、安全保障を語る上で必要な領土問題や周辺事態に関する法整備、あるいは自衛隊や海上保安庁といった関係組織の状況や課題が丁寧に整理されておりますので、私の意見はともかく参考図書としてお読みいただけると良いかなあと思っております、はい。 基本的には、情報分野やロビイング対策といった、原則論のことが私の担当になっておりますけれども、中国経済圏に飲み込まれていく過程
お詫びのほうから先に。前回前々回のエントリーについては、繰り返しますが特定の誰かおよび発言を否定、批判するものではありません。各々の立場、見解はそれが合理的である限り、ネットや新聞、雑誌、講演等の分け隔てなくその表現を認めるべきであって、それを封じようという意図は私にはまったくありません。この私の発言の真意が正確に伝わらなかった可能性があるとするならば、その原因は私の文章力に問題があったことに尽きると思っておりますので、ご自身の意見を私に否定された等として気分を害された方、ならびにその仲介の労を取ってくださった方には深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。 また、私は一部特定の知識人、有識者の方のご意見に対する反論という意図を有していないにもかかわらず、会議等で明確にそれを否定しなかったという理由で強い反発を頂戴した件については、私自身の至らぬところもあったと自省し、改めてお詫び
レーダー照射の起きた海域は、NHKでは尖閣諸島北方100km以上、朝日では180kmと報道されています。(図の黄色のダイヤ部分) 尖閣諸島から北方へ180kmというと、日本が主張する日中中間線ぎりぎりであり、中国が主張する日中中間線から深く中国側に入り込んだEEZになります。公海上ではありますので軍艦の航行が制限されるわけではありませんが、東シナ海の日中中間線を巡って日中間が係争している海域に軍艦が頻繁に進入するのは緊張を高める行為であると言えるでしょう。 しかも、この付近には中国の東シナ海ガス田施設があります*1。 この中国側ガス田施設付近かつ日本主張のEEZ境界付近については、日本は軍用機・軍艦でひっきりなしに接近を繰り返し、中国側に対して挑発を行っています。 そもそもこの海域に日本が海自艦艇を出す必然性が理解できません。尖閣諸島の防衛というには180kmも離れている上、沖縄よりも中国
(2012年12月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 安倍晋三氏の政治的なカムバックは、近年の日本の政治の入り組んだ歴史でもかなり奇妙な展開だ。5年前、今から数えて5代前の首相だった安倍氏が、不名誉な1年を経て突如辞任した時、同氏の返り咲きを予想した人はいなかったろう。 当時、戦時中の国の歴史を恥じない「美しい日本」を創るという安倍氏の使命は、持続的な経済停滞を気にかける国民の意識とはズレていた。 安倍氏に有利な3つの要素 それ以来、状況は大きく変わった。最も重要なのは、以前より強硬に日本の支配下にある尖閣諸島(中国名・釣魚島)を取り戻そうとする中国の姿勢だ。中国各地で暴力的な反日デモを引き起こした直近の「尖閣ショック」で、多くの日本人は新たに台頭した中国は恐れるべき存在だと確信した。 この流れは、日本は陸軍や海軍の保有を禁じる平和憲法を破棄すべきだと主張する安倍氏に有利に働く。安倍
玄葉外務大臣が、沖縄県の尖閣諸島の国有化について、先に中国の楊外相と意見を交わした際、「東京都の石原知事による購入を阻む唯一の方法」などという表現も使って、中国側から理解を得ようとしていたことが分かりました。 政府は、今月11日に沖縄県の尖閣諸島を国有化しました。 これに先立つ今月8日、ロシアのウラジオストクで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議の夕食会の場で、玄葉外務大臣は、中国の楊外相と短時間、ことばを交わしました。 政府関係者によりますと、この中で玄葉大臣は「自分は日中関係は非常に大事だという考えで対応してきており、そのことだけはくれぐれも誤解のないように理解してほしい」と述べました。 そのうえで尖閣諸島の国有化について、「自分や野中広務元官房長官のように日中関係のことを真剣に考えている人はこの方法しかないと考えている」と、中国との関係が深い政治家の名前を挙げたうえで
竹島問題について、韓国政府は先週、日本が提案していた国際司法裁判所への共同提訴を拒否すると回答してきました。批判の応酬は政府間だけに留まりません。もうキムチは食べないと宣言した人、竹島まで泳ぐと言って海に飛び込んだ韓流スターもいました。 東京の日比谷公園ほどしかない小さな島をめぐって、なぜこんなに熱くなるのかでしょうか。 日韓両政府がともに「我が国固有の領土だ」と主張しているからには、それなりの根拠があるはずです。竹島問題がなぜこれほどこじれるのか、双方の言い分を見ていきます。 まず位置関係です。竹島は、日本海に浮かぶ小さな島です。本州からも朝鮮半島からも200キロ以上も離れています。 【最初に領有したのは?】 問題を、大きく3つの時期に分けて整理してみました。 まず、「最初に領有したのはどちらだったのか」、歴史的な論争です。 江戸時代初期の1618年、米子の町人、大谷甚吉(おお
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