日本人の死因のトップであるがん治療には、外科的手術や放射線治療、最後の手段として化学療法があるが、今この構図が大きく変わる可能性が出てきた。免疫を使ってがん細胞を攻撃する新たな免疫治療薬「抗PD-1抗体」が実用化されたからだ。世界に先駆けて実用化したのが関西の中堅製薬、小野薬品工業だ。画期的な免疫薬とは――。「オプジーボは革命的なクスリ」と高評価「がん研究、治療を変える革命的なクスリだ」。慶
「なんか今日タバコがおいしくない」と感じると体の不調を疑う喫煙者も多いのではないでしょうか? 過去に何度も禁煙に失敗した経験があるにもかかわらず、なぜか「今度の禁煙は特に苦労することもなくうまくいった」「自然とタバコを吸いたくなくなりいつの間にかやめていた」という人は、簡単に禁煙できたことを喜ぶ前に一度検診に行ってみた方がよいかもしれません。肺癌患者の多くが、肺癌の診断を受ける少し前に自発的にタバコをやめ苦労することなく禁煙に成功しているとのことで、長年喫煙してきた人が突然タバコを吸わなくなるのは肺癌の初期症状であると考えられるそうです。 詳細は以下から。Finding It Easy To Quit Smoking Could Be An Early Symptom Of Lung Cancer Thomas Jefferson Universityで内科的腫瘍学を専門とするBarbar
栄養バランスがとれた健康的な食事を食べてもらおうと、厚生労働省は、1食当たりに必要な栄養素の量を定め、基準を満たせばコンビニなどで販売される弁当などに専用のマークを付けることができる制度を、来年度から始めることになりました。 これは、6日に開かれた厚生労働省の検討会で決まったものです。この中では、生活習慣病の予防や健康作りにつなげようと1回の食事で必要な栄養素について基準を定めました。 例えば、主食には40グラムから70グラムの「炭水化物」をとることや、副菜については、10グラムから17グラムの「たんぱく質」のほか、緑黄色野菜など2種類以上の「野菜」を、合わせて100から200グラム含むよう定めています。 そのうえで、1食当たりのエネルギーを650キロカロリー未満に抑えるよう求めています。 厚生労働省は、コンビニや飲食店で販売される弁当や定食などがこうした基準を満たせば、「健康な食事」であ
仏パリ(Paris)のモンマルトル(Montmartre)付近で撮影された新婚カップル(2013年11月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/VASILY MAXIMOV 【4月15日 AFP】血糖値が低いと怒りの感情や攻撃性が増すため、幸せな結婚生活を送りたい夫婦にとっては好ましいことではないとする研究論文が、14日の米科学誌「米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)」に発表された。 論文を発表したのは、米オハイオ州立大学(Ohio State University)のブラッド・ブッシュマン(Brad Bushman)氏率いる研究チーム。研究チームは107組の夫婦を対象に、朝食前と就寝前の血糖値を21日間測定するよう依頼した。 研究チームはさらに、それぞれの夫婦に対し「配偶者の身代わり」となるブードゥー
人間ドック学会は、人間ドックを受診したおよそ5万人の健康な人のデータを解析した結果、血圧やコレステロールの値などについて、現在の健康診断で正常とされている数値の範囲を大幅に緩めるべきだとする調査結果をまとめました。 人間ドック学会と健康保険組合で作る小委員会は、平成23年の1年間に人間ドックを受診したおよそ150万人のうち、持病がなく、ほとんどの検査項目で異常な値がない健康な人、およそ5万人のデータを解析し、正常とされる数値の範囲を調べました。 その結果、血圧は、現在正常とされる数値が、上の値は129まで、下の値は84までですが、上の値は147まで、下の値は94までとなったということです。 また肥満度を表すBMIの値は、現在男女ともに25までですが、男性は27.7まで、女性は26.1までとなりました。 さらに中性脂肪は、現在149までですが、男性では198までとなりました。 悪玉コレステロ
「もじゃもじゃ」部分が特徴のブロッコリー。そのスプラウト(新芽)に育毛効果があると、近畿大学と「毛髪クリニック リーブ21」が、共同で研究結果をまとめた。3月27日から熊本市で開かれる日本薬学会で発表する。 ブロッコリースプラウトは発芽したてで、外見は「もじゃもじゃ」ではなく、カイワレダイコン風だ。がん予防に効果的とされ、スーパーで買える。 研究によると、この抽出エキスを、毛を育てる毛乳頭の細胞に垂らすと、細胞の数が約1・8倍に増えた。毛が伸びる時に毛乳頭から出る物質「BMP4」の量も4割アップした。 研究を進めた近大薬学部の川崎直人教授は「スプラウトのどの成分に効果があるか突き止めたい。食べても毛が伸びるかは不明」と話す。リーブ21は、研究の進展次第で育毛剤への配合も考えるという。
米ハワイ(Hawaii)州ホノルル(Honolulu)のワイキキ(Waikiki)ビーチで、日光浴をする男女(2013年12月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/Jewel SAMAD 【1月21日 AFP】日光を浴びると血圧が下がり、心臓発作や脳卒中の危険因子となる高血圧対策として有効かもしれないという英大の研究結果が20日、皮膚科学研究誌「Journal of Investigative Dermatology」に掲載された。 英サウサンプトン大学(University of Southampton)などの研究チームは、被験者24人に日焼けマシンで紫外線「UV-A」を20分間浴びる実験を2回行った。 1回目は日焼けマシンのランプが発する紫外線と熱の双方が皮膚に当たるように設定し、2回目は、紫外線を遮断してランプの熱だけが皮膚に当たるようにした。 その結果、UV-Aを浴びると皮膚におけ
米ニューヨーク(New York)のマンハッタン(Manhattan)地区にあるバーでビールを飲む男性(2010年11月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【1月17日 AFP】アルコール飲料を毎日2杯(純アルコール量20グラム)以上摂取する中年男性は、老後の物忘れの進行が最大で6年早まるとの研究結果が15日、米国神経学会(American Academy of Neurology)の学会誌「ニューロロジー(Neurology)」に発表された。 一方、2杯未満のアルコール飲料もしくは全く飲まない人では、記憶や精神機能の衰えに関して明確な差異は見られなかったという。 この研究では、5000人以上の中年男性を対象に、飲酒の習慣についてのインタビューを10年以上の期間で3回行い、また記憶や認識機能を測定するテストも10年間で3回受けてもらった。最初
犬や猫を飼っているぜんそく患者は症状が悪化する傾向があることが病院のグループの研究でわかった、とNHKが報じた。ところが、調査に携わった研究員が、ペットに触ることで症状が悪化する場合は「手放していただくことが望ましい」などと説明したというので、ツイッターなどで「ふざけるな!」「処分しろという事か!」と怒りの声が挙がった。 ペットと言っても昔と違い今や家族の一員で、独身の人にとっては「伴侶」のような存在。どう一緒に暮らすかのアドバイスが欲しかったというのだ。 「唖然としました。それが何を意味するのかわかっているのか?」 NHKは2013年12月5日の朝のニュースで、犬や猫などのペットを飼っている若いぜんそくの患者は、ペットを飼っていない同じ年代の患者に比べ症状が悪化する傾向にあることが、神奈川県相模原市の国立病院機構相模原病院臨床研究センターの研究で分かった、と報じた。 16歳から34歳まで
食中毒を起こす危険のある豚の生レバーを提供している飲食店があることから、厚生労働省は、去年提供が禁止された牛の生レバーに続き、豚の生レバーも新たな規制が必要かどうか専門家会議を開いて検討を始めました。 豚の生レバーは、サルモネラ菌などの細菌が付着し食中毒を起こすことがあるほか、食べたあとにE型肝炎を発症し死亡した例も報告されていることから、厚生労働省は生で提供しないよう指導しています。 しかし、去年7月、牛の生レバーの提供が禁止されたあと、飲食店の中には豚の生レバーを提供する店もあり、厚生労働省の調査では去年12月の時点で全国の80か所の飲食店で豚の生レバーが提供されていたということです。 このため厚生労働省は豚の生レバーについても規制の必要があるかどうか専門家会議で検討することになりました。 2日は厚生労働省で初めての会議が開かれ、「豚肉は加熱して食べるのが一般常識なのに、生で提供する事
» 【衝撃事実】Gカップ以下はブラジャーをつけても意味がない!? 多くの専門家がブラを着けないことを推奨 特集 女性にとって、ブラジャーは必需品ではないでしょうか。しかし着用に関して、非常に興味深い主張をしている研究者がいます。 その人物によると、「乳ガン」はブラジャーを着用する文化でのみ発症する病気であり、ナチュラルヘルスの専門家の多くがブラを着けないことを推奨しているそうです。さらにGカップ以下では、ブラ着用はあまり意味がないというのですが、どういうことなのでしょうか? 医療人類学の権威シドニー・シンガー氏は、著書『Dressed to Kill』(ソーマ・グリスメイジャー氏と共著)のなかで、ブラジャーが乳ガンの発症率を増大させていると指摘しています。彼らの考えでは、ブラは胸に近い位置にあるリンパ管の流れを圧迫し、循環の妨げになっているとのこと。 英国専門家ロバート・マンセル教授が行っ
体の筋肉が衰えるなどの老化を引き起こす物質を、大阪大学の研究グループが特定し、動脈硬化など、老化に伴って起きるさまざまな病気の治療につながる可能性があると注目されています。 この研究を行ったのは、大阪大学の小室一成教授らの研究グループです。 研究グループは、マウスの血液中にある「C1q(シーワンキュー)」と呼ばれるタンパク質が、年をとるにしたがって増えることに注目しました。 そして、若いマウスの足にC1qを注入したところ、筋肉の繊維化が進み、筋力が衰えるなどの老化を引き起こすことが確認できたということです。 また、年老いたマウスからC1qをなくしてしまうと、筋肉の細胞が再生され、若いマウスのように繊維化した部分が少なくなることも確認されました。 これまでC1qは、体内に侵入した細菌などを殺す免疫に関係していることは知られていましたが、老化を引き起こす働きがあると分かったのは今回が初めてです
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