前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』~パクリの再生計画に自治体の未来はない」には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました。頂戴した「いいね!」の数などを見ると、本当に驚いてしまいます。これからも読者の皆さんに、地方創生を考えるうえでヒントになる材料を提供できれば幸いです。 さて、3月14日、北陸新幹線が開業しました。そこで、今回のコラムでは「新幹線と地方創生について」考えて見たいと思います。一言でいえば、「新幹線は本当に地域活性化に役立っているのか」ということです。 新幹線は地方創生の「夢の切り札」ではない 地域での取り組みを考えるとき、その地域が抱えるすべての問題が解消される「地域活性化の起爆剤」がいつも期待されます。新幹線はそうした「夢の切り札」とされてきました。
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