先週末の7月24日、知人の福井盛太氏が代表を務める東京・渋谷のSHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSで「動き出した電子書籍『AiR』、その表も裏もぜんぶ話します」というイベントを行いました。 AiR(エア)は、作家の瀬名秀明さん、桜坂洋さん、北川悦吏子さんなど、作家たちが書き下ろした作品をまとめて直販するモデルで、先月の先行販売を経て正式リリースとなりました(関連記事)。 イベントはこれを記念したもので、「ニコニコ生放送」でも中継されました。 AiR(エア)は、書き手たちが自ら挑戦し、ビジネスとしての成功も見据えることができたという点で先鞭(せんべん)をつけた格好です。イベントでは、この収益構造や進行、スタッフィング、電子書籍の展望などを公開しましたが、ここでは、さらにその場では話せなかったことを書こうと思います。 著者の印税、アップルの手数料 イベント中にも質問があ