タグ

ブックマーク / president.jp (78)

  • <クラウドファンディング>資本金1000万のベンチャーが担保なしで4億調達【2】

    アベノミクスの“第三の矢”に組み込まれたクラウドファンディング。小口の資金を大勢の人から集める新しい資金調達のツールを使って成功する企業も現れ始めた。 政治家向けのサービスも誕生 そのレディーフォーと僅差で2番手につけているのが、ハイパーインターネッツが運営する「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」。ECサイトの運営などを行っていた石田光平社長が、やはりキックスターターの隆盛ぶりに注目して11年1月に同社を設立。同年6月からプラットフォームを立ち上げた。 「クリエーティブなジャンルのプロジェクトに重きを置いています。ただし、そのジャンルは特に問いません」と広報担当の矢崎海さんがいうように、プロジェクトには、ご当地アイドルによる“街ソング”のプロモーションビデオや、築60年の古民家を再生して家具店の開業を目指すものなどが並ぶ。 これまでアップしたプロジェクトの数は700件以上で、「目標金

    <クラウドファンディング>資本金1000万のベンチャーが担保なしで4億調達【2】
    kananote
    kananote 2014/07/06
  • HIS、ネスレ、ヤマハにみる「顧客志向が顧客を減らす」ジレンマの正体

    なぜHISは急成長を遂げられたか マーケティング論の中心概念は顧客志向だという。これを聞いて、皆さんはどのように感じるだろうか。 「わかっているのだが、なかなか実践できない」これが多くの実務家の実感ではないかと思う。顧客志向とは一筋縄ではいかない問題だからこそ、そのジレンマのメカニズムを踏まえた打ち手が必要となる。大手旅行代理店が競争優位を発揮する旅行業界。この業界に遅れて参入したHISは、なぜ大きな成長をとげることができたのだろうか。 かつての日旅行の主役は、国内・海外を問わず、団体旅行だった。そこで旅行会社に求められたのは、航空会社やホテル・旅館に対する価格交渉力もさることながら、大人数のツアーを成り立たせる座席数や部屋数を確実に確保する力だった。こうしたニーズへの対応を優先すれば、数に限りのある格安航空券の取り扱いには力が入らなくなる。大手の旅行会社は、売り上げも利幅も大きい団体

    HIS、ネスレ、ヤマハにみる「顧客志向が顧客を減らす」ジレンマの正体
  • ウェザーニューズ式 高収益体質のつくり方

    気象情報で売上高営業利益率約20%の理由 ウェザーニューズは民間気象情報会社の老舗。年商130億円と、世界最大の気象情報会社でもある。近年の売上高営業利益率は20%前後。収益性も高い。千葉の幕張に社を構え、世界の空と向かい合いながら展開している事業は、着実に成長を続けている。 情報化社会が時代のキーワードとなって久しい。この新しい時代のなかでいえるのは、情報化社会とは、情報そのもので収益をあげることが極めて難しい社会だということである。インターネット上では企業情報も、料理レシピも、多くが無料で行き交う。 天気予報もまた、気象庁によってインターネット上で無料公開されている。また、かつては公開されていなかった、気象庁などの国の機関が収集した気象データも、規制緩和の流れのなかで、今では広く民間気象会社に公開されている。同じ気象データを用いれば、気象庁も民間気象会社も、予測の的中率に大差はない

    ウェザーニューズ式 高収益体質のつくり方
  • 失敗すると他人の評価はどれだけ下がるか

    新しいことに挑戦できない、今の自分の殻を破れない。そんな悩みを抱えている人に共通しているのは、「もし失敗したら」という不安だろう。 人前で話したり、プレゼンしたりするのが怖い。「もし失敗したら、笑われる」「ダメなやつというレッテルを貼られる」という気持ちが強い。そのような不安が、成長の妨げになっている。 日人が英語を苦手とする背景にも、失敗恐怖症がある。人前で喋って、下手なのがばれたらどうしよう。拙い英語のせいで、能力がないと思われるのではないか。そんな思いから、人前で英語を話せない人も多い。 失敗して、他人から厳しく見られることを恐れるのは、日だけのことではない。例えば米国にも、この問題を調べている研究者がいる。 ある実験では、参加者に、難しい問題を他人が見ている前で解かせる。しかも、問題を出す前に、「この問題で、あなたの知的な程度がわかってしまいます」とプレッシャーをかける。 問題

    失敗すると他人の評価はどれだけ下がるか
  • ワタミが上場初の赤字、居酒屋はもう限界か

    居酒屋大手のワタミが、1996年の上場以来、初めての赤字に転落した。主力の外事業の既存店売上高は前期比で7%減で、連結最終損益は49億円の赤字。今期は同社の居酒屋の1割にあたる60店を閉店すると発表している。このほか「甘太郎」などを運営するコロワイドは前期比で3%減、「はなの舞」などを運営するチムニーも4%減となるなど、居酒屋チェーンは総じて苦戦している。 居酒屋にとって、かねてからの経営課題は「若者の酒離れ」だ。国民健康・栄養調査によると、20代の8割は飲酒習慣(1日に1合以上飲む日が週3日以上)をもっておらず、飲まない人は徐々に増えている。 居酒屋に活路はないのか。若者の消費分析を専門とする博報堂のマーケッター・原田曜平氏に聞いた。 「さとり世代」はビールで乾杯しない 現代の若者は「さとり世代」と呼ばれます。消費をしない、上昇志向がない、恋愛に淡白。そんな消極的な性格を、さとりをひら

    ワタミが上場初の赤字、居酒屋はもう限界か
  • 辻井 喬「オトす3条件――愚直、尊重、たどたどしさ」

    近頃、財界の方は手紙を書かなくなりました。自戒を込めていいますが、どうもみなさん、筆をとることを面倒がって、パーティで顔を合わせたついでに用件を済ませようとする。手紙を書くと相手の印象に残り効果的だと思うのですが……。 もちろん直接会って話すことを否定するわけではありません。むしろ見知らぬ相手に「自分はこういう者だけど、これこれこういう提案がある」といきなり手紙を出すより、その前に実際に会って、お互いにどんな顔をして、どんな話し方をするのか、知ってもらってから手紙を送ったほうがいい。 ところが若いビジネスマンは、人間的な接触の要素を飛ばして具体的な用件だけを伝えようとする傾向があるような気がします。とくに最近は、いきなりメールでしょう。これはずいぶんと損をしているんじゃないかなあ。 実際に相手に会ったうえでの手紙ならば効果は大きい。手紙やメールを書く行為は、会って話をすることと同じくコミュ

    辻井 喬「オトす3条件――愚直、尊重、たどたどしさ」
  • 「復習4回」で脳をダマすことができる

    理想の復習スケジュールは ヒトの記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があります。短期記憶というのは、長期記憶に情報を保存したり、逆に長期記憶から情報を引き出したりするための一時的な保管場所のようなものです。 短期記憶は時間の経過や新たな情報が入ってくることですぐに忘れられてしまいます。対して、脳が格的に情報を記憶するときに使うのが長期記憶です。いわば脳のハードディスクです。 長期記憶の容量も限られていますから、脳は仕分けを行い、「必要」と判断された情報だけが、大脳皮質に送られて長期保管されるのです。 この仕分け作業をつかさどっているのが脳の「海馬」という場所です。 海馬はどのような基準で、情報を選別するのでしょうか。それは「生命の存続に役立つかどうか」です。海馬は「生きていくために不可欠」と判断した情報だけを取捨選択して、長期記憶に送り込みます。 では学校の勉強で学ぶことは「生きていくため

    「復習4回」で脳をダマすことができる
  • 「100点取れて、エライね!」がダメな理由

    勉強が楽しいとき親が褒めては逆効果 東大生は親から「勉強しなさい」とあまり言われないそうです。理由は簡単で、親に言われなくても勉強していたり、効率よく勉強し成績をあげている子が多いからでしょう。 しかし、彼らが親に強いられなくても勉強を続けることができたのはなぜでしょうか。 やる気を起こさせる基的な方法論として、「褒める」と「叱る」があります。「勉強しなさい」というのも「叱る」部類に入ると思いますが、「褒める」と「叱る」では、どちらが有効でしょうか。 マウスに迷路を学習させる有名な実験があります。「ゴールに餌を置いておく(=褒める)」、「道筋を間違えたら電気ショックを与える(=叱る)」、「正しければ餌、間違えたら罰を与える(=褒めたり、叱ったり)」という3つのパターンで実験を行うと、効率よく学習できるのは、「ゴールに餌を置いておく」だけなのです。 「餌と罰の両方」もダメで、罰が待っている

    「100点取れて、エライね!」がダメな理由
  • 動き出した米国の「クラウド・ファンディング」。日本でも可能なのか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

    「株式発行」という高いカベ 米国では「クラウド・ファンディング」を可能にする法律が下院を通過して、クラウド・ファンディングの機運が一気に盛り上がりを見せています。 クラウド・ファンディングとは、ネットなどでベンチャー等が直接一般投資家等から資金を集めることを指します。「クラウド」は「クラウド・コンピューティング」の「クラウド(cloud)」と同じではなく、「大衆」の方の「クラウド(crowd)」です。 日のネット上でも、このニュースが「日でもクラウド・ファンディングが可能になるんでは?」と期待を持って迎えられていますが、果たして日ではこのクラウド・ファンディングは可能なのでしょうか?このクラウド・ファンディングを日で成立させるためには、どのようなことが必要になるのか、そもそもこんなことをやっちゃって大丈夫なのか?等について考察したいと思います。 日でも、 ・「アーティストの活動な

    動き出した米国の「クラウド・ファンディング」。日本でも可能なのか | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
  • コンビニウォーズ!「第3の稼ぎ頭」コーヒー市場参入のワケ【2】新規顧客開拓

    大手全社が販売する淹れたてコーヒー。今年1月、セブン-イレブンが最後に参入し、カフェチェーンを凌ぐ勢いで伸びているという。なぜ注力するのか。「売り上げ以外の目的」を明らかにする。 購入客の9割がカード会員 コンビニの女性客比率は約40%。化粧品を強化し、ヘルシーな惣菜やサラダを増やし、デザート類の充実を図ってきた地道な企業努力の賜物だが、この流れにさらに弾みをつけたいと、各社はこぞって女性客を意識したコーヒーメニューを打ち出している。 「MACHI cafe」を統括するローソンのまちかど厨房部部長・吉澤明男氏は言う。 「先行導入した店舗でお客さまへのインタビューを実施したところ、女性がブレンドを好まないという実態がよくわかった。スタバもカフェラテで支えられています。女性に支持されるメニューの開拓が必要だと考えました」 「MACHI cafe」がベンチマークしているのはタリーズやスターバック

    コンビニウォーズ!「第3の稼ぎ頭」コーヒー市場参入のワケ【2】新規顧客開拓
  • 解明! 運がない人は、なぜ運がないのか

    仕事もプライベートもトントン拍子に進む幸せな人と、何をしてもトラブルに見舞われる不運続きの人がいるのはなぜだろうか。気鋭の研究者が心理学的に解説する。 他人に配慮できる人ほど運がいい あなたの周囲を見回してみると、仕事でもプライベートでもなぜかいつもツイていて物事がトントン拍子に進む人はいないでしょうか。逆に、運に見放されたか のように何事もうまくいかず、沈み込んでいる人はいないでしょうか。このような幸運、福運、強運の人と、不運、悲運、悪運の人はなぜ生まれるのでしょう か。そして、両者はどこが違うのでしょうか。 私たちは「認知的焦点化理論」というものを唱えています。人が心の奥底で何に焦点を当てているか。そこに着目した心理学上の研究です。 ひとことで言えば、ある人が物事に向き合うときに、どのぐらい他人のことを配慮できるかという観点から、人を分類しようとする試みです。 図1をごらんください。横

    解明! 運がない人は、なぜ運がないのか
  • 頭の悪い人ほど自己評価が高いのはなぜか

    そもそも人の自己評価は、客観評価よりも高くなるものです。「あなたの自動車の運転能力は?」「クラスであなたの人気は何位?」。そんな問いに、多くの人が自分は平均より上だと答えます。 この現象を心理学用語では「平均以上効果」といい、ほとんどの人に共通して見られます。主観と客観の評価のギャップはおよそ20%といわれています。周囲の評価よりも「若干高め」に見積もり、小さな優越感によって自分を下支えしているところがあります。 もちろん、人がプライドや自信を持つことは悪いことではありません。むしろ、持つべきです。問題は、自己評価が高すぎる場合。 自己礼賛は負のスパイラル わかりやすい話、勉強の成績や仕事のパフォーマンスがいまひとつ(客観評価)なのに、なぜかいつでも「俺ってグレート」状態(自己評価)では、周囲は「何様のつもりだ」と不快に感じるでしょう。 もともと日人は世界の中でも「平均以下効果」(過小評

    頭の悪い人ほど自己評価が高いのはなぜか
  • なぜ子供に厳しい親ほど出世するのか

    就学前のしつけが将来を左右する 25年ぶりに日に帰ってきてまず驚かされたのが、日の親の「しつけ行動」であった。買い物をしているとき、「お子さんを走らせないでください」とアナウンスが流れた。アメリカではこのこと自体考えられないが、さらに驚かされたのは、親が走り回っている子供を注意しないことだった。アメリカなら、その場で厳しく叱りつけるのが当たり前である。 経済学や心理学では、学齢期以前の教育の重要性が指摘されている。1960年代、スタンフォード大学で「マシュマロ・テスト」という実験が行われている。4歳児を対象に、マシュマロをべるのを我慢できたかどうかで、子供たちをグループに分け、高校生になるまで追跡調査をした。その結果、べるのを我慢できた子供のほうが、成績のみならず、対人関係スキルも優れていることがわかった。 人間は一般的に、現在得られる「いいこと」と、将来得られる同様の「いいこと」

    なぜ子供に厳しい親ほど出世するのか
  • 子どもを将来仕事に困らない人間に育てるには

    使い物にならない新人の共通点とは? 私の知人がある会社の人事部で採用を担当したときのこと。面接、テストと段階を重ねて採用した十数人を社内に配属したところ、しばらくして配属先の上司が人事にねじ込んできた。 「使い物にならん。気が利かず感謝を知らない、自ら学ぼうとしない奴らばかりだ」というのだ。 困惑した人事部では改めて社内調査を実施、「使える人材」と「使えない人材」を分けるポイントを探った。そしてわかったのは、「使える」と言われた新人はみな子どもの頃に親の手伝いをした経験があり、「使えない」新人はしたことがない、という事実だった。つまり「小さい頃お手伝いをしていたかどうか」が両者を分けたのだ。 以後この会社では、「子どものときに親の手伝いをしたことのない人間は、採用してはならない」と決めたという。 国の調査によれば、お手伝いをよくする子どもは非常に正義感・道徳心が強く、お手伝いをしない子はそ

    子どもを将来仕事に困らない人間に育てるには
  • 1600億円 -音楽業界でまさかの「逆転現象」発生中

    音楽ソフト市場の縮小が止まらない。日国内のCDのセールスが、ピークだった1998年の約6000億円に比べ現在は約2000億円と、わずか十数年で約3分の1にまで激減した。町のレコード店もどんどん減っている。 「CDの売り上げが落ち込む中、着うた等の配信サービスは順調に配信数を増やしていましたが、近年の急激なスマホ普及のため、これも頭打ちになってしまった状態です」と、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の今泉裕人氏は語る。高画質高音質で気軽にYouTube等で見ることができるようになったため、わざわざお金を払って曲をダウンロードするユーザーが減ったためだ。 いま音楽業界では「逆転現象」が起こりつつある。右肩下がりの音楽ソフト(CD・DVD等)市場とは逆に、コンサート事業の売り上げが2004年の900億円に対し、11年には1600億円と上がり続けているのだ。今泉氏は「以前は、CDを売るため

    1600億円 -音楽業界でまさかの「逆転現象」発生中
  • なぜ、若い主婦はクックパッドを見てミツカン酢を買うのか

    主語がミツカンでは口コミは起こらない! 1990年代に入ってから「さしすせそ(砂糖・塩・酢・しょう油、味噌)」と呼ばれる基礎調味料の需要は減少傾向にある。家庭用酢の分野で約8割のシェアを誇るミツカンにとっても、これは深刻な事態だった。 ミツカンMD部MD企画 前田哲也 ウェブを含むメディアへのプロモーションを担当。「穀物酢や米酢の購入者は、圧倒的に50代以上が多い。若い主婦に魅力を伝えるには、マス広告だけでは難しいんです」 「原因は、核家族化が進み調理の文化が若い世代に受け継がれにくくなったこと。結果、20~30代の調理スキルが落ち、酢を使いこなせなくなってきた。昔は『一汁三菜』が常識でしたが、最近では小鉢がはじかれて主菜のみという献立が増えていますよね。お酢のメニューは副菜が多いので、たいへん影響を受けます。魚から肉中心の生活に変わってきたことも大きい要素です」(ミツカンMD部MD

    なぜ、若い主婦はクックパッドを見てミツカン酢を買うのか
  • なぜ日立は景気低迷下で20年来の黒字を出せたのか

    「定点観測をしていれば景気が読める」「10分あれば報道の真相がわかる」震災の復興シナリオから企業の大型合併、不況下で高い利益率を誇る業界の仕組みまで、世の中の事象を正しく見るコツを数字のプロが解説する。 10年9月期の中間連結決算で最終損益が1580億円の黒字になった日立製作所。2月に発表した10年4~12月期の連結決算では最終損益が2201億円の黒字で、これは91年3月期(2301億円)以来の高水準ということです。 09年3月期の決算で7873億円の最終赤字ですから、2年で1兆円近くという見事なV字回復を果たしたことになります。 この10年の損益計算書を振り返ってみると、10年前の01年3月期の売上高が約8兆4000億円。07年に10兆円、08年に11兆円を突破したものの、リーマンショックが直撃した09年以降は売り上げを下げていました。 そうした状況下で、日立が活路を見出したのは海外です

    なぜ日立は景気低迷下で20年来の黒字を出せたのか
  • 男女を問わず下流は結婚相手として見なされにくい -「上流vs中流vs下流」の習慣と財布の中身【1】

    かつて日の成長力の源泉とされた中間層は消滅したのか? 中間層の二極化の実態をアンケート結果から詳らかにする。 調査概要/平成22年4月23日から27日までインターネット上でアンケート調査を行った。30~50代を上流・中流・下流の区分に分け各層の人数がほぼ同数となるよう調整。調査実施機関は株式会社インテージ。 上流階級に属する人は、プリウスに乗り、日経新聞を読み、ロレックスをつけて、龍馬伝を見る。一方、下流階級に属する人は、カローラに乗り、新聞を読まず、カシオをつけて、ネプリーグを見る――。 日が格差社会に突入して久しい。これまでは格差の象徴として、一部の富裕層やワーキングプアといった極端な存在が注目されてきた。しかし、もはや一般のビジネスマンにとっても格差は対岸の火事ではない。 定期昇給が見込めず成果給が幅を利かせるいま、優秀な人はより高収入に、そうでない人はより低収入へと引っ張られて

    男女を問わず下流は結婚相手として見なされにくい -「上流vs中流vs下流」の習慣と財布の中身【1】