集英社、小学館などの出版大手は漫画を翻訳する人工知能(AI)を手掛けるマントラ(東京・文京)に出資した。マントラは翻訳時間を従来の半分以下に短縮できる技術を持つ。調達資金で人員を3倍に増やし、翻訳精度を高める。サイバーエージェントは2024年中にも独自の翻訳AIを開発する。海外で人気の高い日本の漫画の世界同時配信を増やす。マントラには集英社と小学館のほか、KADOKAWAやスクウェア・エニックス・ホールディングス
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酒飲みの免罪符だった「酒は百薬の長」という言葉が覆されてきている。少量の飲酒でもリスクが高まる病気があることが最近の研究で分かってきた。注目されているのは、お酒に含まれる「純アルコール量」。発症リスクは性別や疾患で異なる。知見を深めて、お酒と向き合いたい。全体として飲酒量は減少傾向にある。1人当たりの消費量は年間約75リットル(1日換算で約200ミリリットル)とこの20年で2割減った。ところが
金融庁は銀行の融資規律を点検する。粉飾決算などコンプライアンス(法令順守)違反で倒産する企業が増えているためで、審査に緩みがないか立ち入り検査を含め検証する。マイナス金利政策解除で「金利ある世界」になれば、ずさんな融資が不良債権化するリスクも高まる。金融政策の転換も視野に金融システムの安定確保をめざす。帝国データバンクによると2023年のコンプラ違反倒産は前年比26%増え、初めて300件を超え
地方銀行で融資先の企業に経営者保証を求めない動きが広がっている。八十二銀行や山陰合同銀行、福岡銀行など少なくとも10行以上が原則、経営者保証を求めないことにした。万が一の場合、経営者個人が私財を差し出して借金を返済する経営者保証は、心理的負担の重さから起業や経営への弊害がある。こうした融資慣行の見直しは、スタートアップの育成などにつながる可能性がある。4月以降に、北洋、八十二、紀陽、山陰合同、
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