導入 コードの作成途中で手に負えなくなって、コードを放り出してしまった経験がないでしょうか。恥ずかしながら私は、何度もそんな壁にぶち当たりました。コードの分量が増えると急に複雑度が増したように感じました。この複雑さを上手に取り扱うことは、古くからプログラマにとって共通の悩みだったようです。複雑なコードをいかに簡単に取り扱うかについて、様々な工夫・技法が提案されました。「構造化プログラミング」や「オブジェクト指向プログラミング」がその代表格です。 今回から学習する「デザインパターン」はそのまた一歩先の工夫・技法です。デザインパターンを知り、使えるようになると、プログラマの視野が一気に開けます。今回から4回の予定で、最も簡単で学習しやすく、また役に立つデザインパターンを4つ選んで紹介します。 展開 デザインパターンとは デザインパターンの目的 コードの規模が大きくなると、コードを書くことが困
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