◇東レ・パンパシフィック・オープン第３日（２０１３年９月２４日　東京有明テニスの森公園） 【写真】２回戦　サマンサ・ストーサーのサービスに飛びつくクルム伊達公子 　女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン第３日は２４日、東京有明テニスの森公園で行われ、シングルス２回戦でクルム伊達公子（エステティックＴＢＣ）は第１２シードのサマンサ・ストーサー（オーストラリア）に３―６、６―７で敗れた。 第２セットのタイブレークで、最初のポイントをダブルフォールトで失った時だ。勝負が懸かった大事な場面で観客席から聞こえてきたのは「あー」という落胆の声。クルム伊達は「ため息ばっかり！」と、両手を広げ、怒りの交じった大声をコートに響かせた。 先月の全米オープンの時には、ブログで「どうして日本人の応援って悪いときはこもる感じになるんだろう？」と書き、今大会の開幕前日の２２日にも「ため息のないサポートをお願

自らデザインした斬新なユニフォームで注目を集めた卓球選手の四元奈生美（３２）が４月に結婚し、冬に出産予定であることが分かった。２０日、自身の公式ブログで明らかにした。 【写真で見る】四元選手のカラフルなユニフォーム集 相手は「ビーチバレー選手」とだけ明かしており、４月８日に入籍したという。 出産後については「復帰後はこれまで以上に頑張りたいと思っております」と述べ、現役続行を示唆している。 【関連記事】 ・四元奈生美、初写真集でビキニやドレス姿披露 ・梨花、第１子を妊娠「すごくうれしかった」 ・日本代表・細貝、人気モデルと結婚！「手料理おいしい」 ・川越シェフ、バツ２だった「いろいろあって」 ・猫が縁「ねこんかつあー」に“潜入”

バレーボール男子日本代表の植田辰哉監督がサッカー日本代表の岡田武史監督に同情を寄せた。「本番が間近に迫って、いろいろな声が上がる。チームを預かる身として（辛い）気持ちはすごく分かります」。この日は都内で今季の代表選手を発表。サッカーの目標はＷ杯４強だが、世界ランキング１１位のバレーボールは「（９月の）世界選手権８強入り」とこちらはやや現実的！？ 【関連記事】 ・ 「進退伺」の収拾追われる…選手には動揺なし ・ 男子代表が合宿公開！肉体強化を徹底 ・ 代表リベロ・田辺が骨折で手術へ ・ 男子バレー・荻野が引退セレモニー ・ 日本、アジア・ユースで決勝進出

全日本スキー連盟（ＳＡＪ）に“国母ルール”が新設される。バンクーバー五輪スノーボード代表の国母和宏（２１）＝東海大＝が服装の乱れなどで批判された問題を受け、同連盟は２４日、都内で競技本部会議を開き、服装や言動などを定めた行動規範の原案を示した。４月の理事会で決定する。来季以降、日本代表全員に、規範を順守する旨の誓約書へのサインを義務付けるという。 同連盟の古川年正常務理事（６２）によると、行動規範は「日本人、若者の模範となり、スキースポーツの向上・発展に努力する」との精神で、公の場での服装や化粧などにも言及。茶髪、ピアスなどは原則禁止となる。スキーチーム全体の規範以外にも、例えばスノーボードの「腰パン禁止」など、各部ごとに“独自ルール”も設けられる。誓約書にサインをしなければ強化指定選手の対象から外され、五輪出場も不可能となる。 昨年１０月には日本水連が、競泳日本代表選手の茶髪やピアス

バンクーバー冬季五輪日本選手団の入村式が１０日、バンクーバーの選手村で行われ、橋本聖子団長やスノーボードの男女ハーフパイプ代表ら３０人が出席した。メダル候補に挙げられる国母和宏（２１）＝東海大＝は、成田からの移動時に公式ユニホームを乱して着ていたとして、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）から注意を受け、式への出席を自粛。ただその後、公式会見に出席した国母に反省の様子はなく、あくまで“オレ流”を貫いた。 ◇　　◇ まるでどこかの元横綱の会見を見ているかのようだった。トレードマークのドレッドヘア、鼻ピアス姿で現れた国母は「その件（服装）について、指摘されたので（入村式を）欠席しました。反省してまーす」と悪びれる様子もなく、語尾を伸ばし謝罪。騒動も、どこ吹く風だった。 事の発端は、９日の成田からの移動の際にサングラス、シャツ出し、ズボンをズリ下げ姿だったこと。テレビなどで国母の姿を見た視聴者

一枚岩にならんといかんばい!!　福岡ソフトバンクの王貞治会長（６９）と秋山幸二監督（４７）の「ＯＡタッグ」が１日、宮崎キャンプ初日からいきなり実現した。２年ぶりの春季キャンプとなった王会長は秋山監督とともにＡ、Ｂ組をくまなく視察。封印を決め込んでいた打撃指導を行ったばかりでなく、ドラフト１位ルーキーの今宮の動きも絶賛するなど６時間半の「熱血始動」となった。現場とフロントの一体を目指す２０１０年型のホークスがあいにくの雨にも負けず、好発進だ。 ■「黒子」ウエアで あいにくの雨にもかかわらず、心は快晴だ。球界に身を置いて５２年目の春。高ぶった気持ちを抑えきれない王会長は、まさに動き回った。朝の８時４０分に球場入りしてから午後４時に球場をあとにするまで、昼食タイムの２０分間をのぞいて練習の場に立ち続けた。 「みんなトップギアに入っているね。息切れしないようにしないと」。エースの杉内や和田が

野村謙二郎監督（４３）を迎えた広島のキャンプが１日、スタートした。注目のドラフト１位・今村猛投手（１８）＝清峰＝に絶賛の嵐だ。ブルペンで６０球を投げると、阪神、巨人、中日のスコアラー陣は潜在能力の高さに驚きの声。大野ヘッド兼投手コーチは「使って育てる」と、１１日の紅白戦で登板させる可能性があることを明かした。 ◇　　◇ 沖縄でも、広島での自主トレ中と変わらぬクールな顔で投げ続けた。今村は捕手を立たせて８球を投げると「座って下さい」と捕手に要求した。 初のプロのキャンプ、居並ぶ首脳陣、隣で投げる１軍の選手、大量のカメラに囲まれてもマイペース。予定通りのピタリ６０球を終え、マウンドを降りた。 「ギャラリー？気になりませんでした」と、いつものコメント。「最初はペースがつかめなかったけど途中から良くなった」と“デビュー”を淡々と振り返った。 昨春のセンバツ優勝右腕でカープの高卒新人では異

バレーボール女子の元日本代表の宝来麻紀子（３１）がプロゴルファーを目指していることが１９日、分かった。昨年１１月から本格的に練習を始めたばかりで、ほぼ毎日１０００球を打ち込んでいるが、１メートル８７の長身で飛距離はプロ並みだ。「ミズノ」「サントリー」など６社のサポートを受け、３年以内のプロテスト合格を目指している。 昨年５月の引退後はビーチバレー転向も視野に入れ、菅山かおる（３１＝ＷＩＮＤＳ）と合同練習するなどトレーニングを行ったが、ビーチバレーでは自身の武器ブロックが生かしにくいと判断し断念。新たな道としてゴルフを選んだ。 「今はフォーム重視で基本を繰り返しやってます。コースはまだ回っていません。無謀な挑戦かもしれませんが可能性はゼロじゃない。プロになります」。初ラウンドは５月ごろに予定。来年５月の関西女子アマにエントリーし、予選通過するのが最初の目標だ。 ◆宝来　麻紀子（ほうらい

日本マクドナルド（東京）に勤務していた長男（当時２５歳）が急性心機能不全で死亡したのは過重な業務が原因として、母親が、遺族補償給付などを支給しない処分を取り消すよう国に求めた訴訟の判決が１８日、東京地裁であった。 渡辺弘裁判長は、「業務の過重な負担により病気を発症し死亡した」と述べて労災を認定し、不支給処分を取り消した。 判決によると、長男は１９９９年４月に同社に入社し、２０００年６月から、川崎市内の店舗に勤務。同年１１月７日正午から翌８日午前５時半まで働いた後、正午に再び出勤したが間もなく倒れ、死亡した。 判決は、「同社の業務形態は深夜勤務を含む不規則なもので、正社員はサービス残業が常態化していた」と指摘。病気を発症するまでの６か月間で、自宅でのパソコン作業も含め時間外労働が８０時間を超えた月が相当あったと認定した。