2019年11月15日のブックマーク (4件)

  • 今、緒方貞子・元国連難民高等弁務官を追悼することの意味

    緒方貞子・元国連難民高等弁務官が10月29日に他界した。緒方氏の業績について、私がここで書く必要はないだろう。私は学生時代に難民を助ける会というNGOに出入りしていた。そのつながりで1991年湾岸戦争後のクルド難民支援の現場に行ったのは、最初に体験した国際的な緊急人道援助の現場だった。 その当時、UNHCRの存在感は、圧倒的だった。国連機関の中でも圧倒的だった。大学を卒業する頃の私には、UNHCR職員の全てが格好良く見えた。そのUNHCRを指導する緒方氏は、テレビ等で見るたびにほれぼれするほど、格好が良かった。 今、SNSでも緒方氏を悼むメッセージが多数見られる。いずれももっともな気持ちの表現になっている。ただ、しかし、私自身は、なぜかそうしたメッセージを出す気にならない。自分が多感な20歳代を緒方氏のUNHCR時代で過ごした人物であるだけに、私は、SNSで「緒方氏を悼む」などと書く気にな

    今、緒方貞子・元国連難民高等弁務官を追悼することの意味
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    kanatan21 2019/11/15
  •  砂原庸介『民主主義の条件』 - 西東京日記 IN はてな

    「民主主義」でも、「議会政治」でも、あるいは「政治」そのものについても、すぐにその「限界」が語られ、テクノロジーや過去のラディカルな思想家からその「限界」を乗り越える方法が模索される、よくある「政治」の語られかたです。 それに対し、「いや、今の制度の中でも直せるところはたくさんありますよ」との、地味ながらもまっとうな主張をしているのがこの。同時にこの政治学の良い入門書にもなっていると思います。 政治学の入門書というと、どうしても「デモクラシーとは?」、「権力とは?」みたいな問いを真っ向からとり上げるようなものが多く、そう簡単に答えが出せない難問をとりあげているがゆえにそこで足踏みしてしまっている印象を受けます。一方、経済学だと「お金とは何か?」みたいな難問はとりあえずスルーして、その有用性をアピールすることに成功しているものが多いです。 もちろん、基礎的な概念について考えることは重要

     砂原庸介『民主主義の条件』 - 西東京日記 IN はてな
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    kanatan21 2019/11/15
  • 善教将大『維新支持の分析』 - 西東京日記 IN はてな

    ここ最近、「ポピュリズム」という言葉が、政治を語る上で頻出するキーワードとなっています。アメリカトランプ大統領に、イギリスのBrexit、イタリアの五つ星運動にドイツのAfDと、「ポピュリズム」というキーワードで語られる政治勢力は数多くいるわけですが、では、日における「ポピュリズム」といえば、どんな勢力がそれに当てはまるでしょうか? そこで、小泉純一郎や都民ファーストの会と並んで、多くの人の頭に浮かぶのが、おおさか維新の会でしょう。特に代表を務めていた橋下徹は多くの論者によって代表的な「ポピュリスト」と考えられていました。 「橋下徹という稀代のポピュリストによって率いられ、主に政治的な知識が乏しい層から支持を調達したのが維新である」というイメージは幅広く流通していたと思います。 しかし、このはそうしたイメージに対し、実証的な分析を通じて正面から異を唱えるものとなっています。 目次は以

    善教将大『維新支持の分析』 - 西東京日記 IN はてな
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    kanatan21 2019/11/15
  • 第40回 ダメ男のレガシーを語る女たち──パートII: ラフカディオ・ハーンの場合(吉田恭子)|書肆侃侃房 web侃づめ|note

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    kanatan21 2019/11/15