エスマットでは、コンテナ基盤としてAWS EKSを採用しています。開発者はマイクロサービスの開発・デバッグを行う際に開発用の共通クラスターにTelepresenceを使い開発中のサービスのみを入れ替えて動作検証をおこなっていました。 しかし、Telepresence v2.21以降、OSS版ではpersonal interceptorが削除されたため複数開発者が共通クラスターにTelepresenceで同時に接続することができなくなりました。そのため、代替方法を探す必要が発生しました。いくつかの候補を検討した結果、最終的にmirrordを採用することにしました。 この記事では、Telepresenceからmirrordに移行した経緯を解説します。また、mirrordを実際にどのような設定で運用しているかを紹介します。 Telepresenceとmirrordの比較 私たちのチームが直面して
