前衛音楽の極北として知られるジョン・ケージ「4分33秒」の作曲から63年を記念したトリビュートアルバム「4分33秒たち(4’33”s)」が来年1月1日に世界同時発売されることが分かった。各国の著名なアーティストが独自の解釈を交えて様々な「4分33秒」を奏でる。 アメリカのキノコ研究家ジョン・ケージが1952年に作曲した「4分33秒」は全3楽章からなる代表作の一つ。4分33秒間楽器を奏でず無音を披露するのが最大の特徴で、好きな楽器で演奏できる自由度の高さから今もなお世界各国で広く親しまれている。 来年1月に発売される「4分33秒たち」はこの楽曲のみを扱った初のトリビュートアルバム。全13人の参加アーティストの中には、元ビートルズのリンゴ・スターさんが「ドラムによる4分33秒」、ヒップホップミュージシャンのエミネムさんが「ラップによる4分33秒」で名を連ねる。日本からは新垣隆さんが「ピアノによ