特集上映『デビュー50周年記念 女優・梶芽衣子』が、7月18日から東京のシネマヴェーラ渋谷で開催される。 1965年に本名の太田雅子名義で出演した映画『悲しき別れの歌』でデビューし、『女囚さそり』シリーズや『修羅雪姫』シリーズ、『野良猫ロック』シリーズなどに出演した梶芽衣子。歌手としても活動しており、梶のファンを公言しているクエンティン・タランティーノは、自身の監督作『キル・ビル』の挿入歌に梶が歌う“修羅の花”、エンディングテーマに“怨み節”を起用している。 梶のデビュー50周年を記念して開催される同イベントでは、『野良猫ロック セックス・ハンター』『女囚さそり 第41雑居房』『修羅雪姫』などの作品に加え、「梶芽衣子」という芸名を付けたマキノ雅弘監督の『日本残侠伝』や、野村芳太郎監督の『わるいやつら』、深作欣二監督の『やくざの墓場 くちなしの花』といった梶の出演作品19本が上映される。各作