なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
旅先で美術館に足を運ぶ。好きな画家の企画展をチェックする。ギャラリーショップで気にいった作品のポストカードを購入する──。現代人のアートとの距離感はさまざまだ。ほとんど興味のなかった人でも昨今、ビジネスの文脈においてアートの素養や美意識が問われるようになったことで、美術鑑賞を意識的にはじめてみた人もいるかもしれない。だが、「どこから手をつけたらいいのかわからない」「歴史背景やコンテクストがわからないので、きちんと理解できている気がしない」と、どこかアートにとっつきにくさを感じている人も多いのではないだろうか。 「はじめてギャラリーへ足を運んだとき、『呼ばれてない』感じがしたんです。いいな、と思う作品があっても、値段が書いていないし、勇気を出して聞いてみると私にはとても手が届かない金額で……自分の中に相場感や評価軸がないから、それが高いか安いのかもわからない。当時の私のように、”興味はあって
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